前川喜平氏 コロナ対策の休校に異議「無責任に延長するな」

2020年04月30日 19時49分

 元文科省事務次官の前川喜平氏(65)が30日、相次いでツイッターを更新。緊急事態宣言の延長を見越し、全国で続々と休校延長が決定している状況に疑問を呈した。

 前川氏は「学校の休校の合理性を、一校一校問うべきだ。子どもの命の危険がどれだけあるのか。休校にすることでその危険がどれだけ減るのか。休校による不利益は何か。その不利益をどう補償するのか」と投稿。

「『緊急事態宣言が延長されたから休校期間も延長する』。この因果関係を証明せよ」「高校を休校にしたから、小中学校も同様に休校にしろ。これは理屈になってない。高校生と小中学生とでは、生活圏や行動範囲が格段に違う。だから感染リスクも全然違う」「休校は本当に必要なのか。教育長一人一人が真剣に考えるべきだ。教育委員が真剣に議論すべきだ。無責任に休校延長するな」と相次いでツイートした。

 感染者数が劇的に減らないうえ、連休中の移動による再拡大も考慮し、全国では苦肉の策として休校再延長を決めている。国連教育科学文化機関(ユネスコ)によると、世界では15億人の子供が学校に通えなくなっており、日本ではオンライン授業の環境整備が求められている。

 前川氏は、全国の知事から相次いでいる「9月入学」の議論を「GoToキャンペーンが『いまじゃない』より、もっと『いまじゃない』」と、立民・蓮舫副代表(52)が小泉進次郎環境相を一喝した言葉を引用して全面的に否定している。