布袋寅泰 ギターで「ヒゲダンス」披露し志村さん追悼

2020年03月31日 00時40分

布袋寅泰

 英国・ロンドン在住のミュージシャン・布袋寅泰(58)が、29日に新型コロナウイルス感染による肺炎で死去したタレント・志村けんさん(享年70)を悼んだ。

 自身のインスタグラムに動画と長文を投稿し「志村けんさんの訃報を知りとても寂しく思う。『8時だョ!全員集合』は楽しいコントだけではなく、生演奏に合わせて日本の演歌やポップスやブルースやロックの生歌が聴ける素晴らしい番組だった」と振り返った布袋。「西城秀樹もジュリーもピンクレディーもCharも、石川さゆりもちあきなおみも尾崎紀世彦も、全ての歌手が個性的で歌唱力と表現力に溢れていた」とまさに夢中だったようだ。

 続けて「僕はいつもテレビの前にギターを抱えて座り、画面から流れる様々なジャンルの音楽に合わせてコピーをしたり勝手にソロを弾いたりコードを探したりしていた。ビデオもYouTubeもなかったあの時代に、あの番組は僕にとってのギター教室でもあった」と思い出を披露。

 動画では自ら、おなじみの「ヒゲダンス」のBGMをギターでパフォーマンスしてみせた。この曲は米国のR&B歌手テディ・ペンダーグラスさんが1979年に発売したアルバム「テディ」収録曲の「ドゥー・ミー」のベースラインをアレンジしたもの。ソウル・ミュージックを好んで聴いていた志村さんが推薦したといわれている。

 布袋は「ドリフターズの皆さんはどなたも音楽愛に溢れた方々で、中でも志村さんのブラック・ミュージックへの造詣の深さは有名でした。あの頃笑い転げながら見たヒゲダンス。ぽろっと弾いたら懐かしい。昭和の良き日の思い出が胸に広がった。最高のエンターテイナー、志村けんさんの御冥福を心からお祈りします。いつの時代もシュールで深いユーモアを私たちに届けてくれてありがとうございました」と改めて故人をしのんだ。

 最後は「そして我々はコロナウィルスの脅威に対し、また気持ちを引き締めましょう。天国の志村さんも強くそれを望んでいらっしゃると思います」と締めくくった。