鹿児島「感染者ゼロ」で珍説…桜島の灰で肺が強化?

2020年03月24日 17時00分

 新型コロナウイルスの感染者がいなかった青森県で23日、ついに感染者が出てしまった。青森県によると、感染したのは八戸市の70代夫婦。夫は9日から15日の日程でスペイン旅行へ。16日に成田空港から新幹線を経由して八戸に帰っていた。

 17日に喉の違和感があり医療機関へ。22日に体調を崩した妻とともに別の医療機関へ行き、23日になって2人の陽性が確認された。スペイン旅行はツアーで、同行していた県内の9人も濃厚接触の疑いがあるという。

 スペインからの帰国者の感染例は全国で急増している。本紙既報の沖縄県の10代女性もスペイン帰りだった。

 青森県で感染例が確認されたことで、感染例が確認されていないのは岩手、山形、富山、鳥取、島根、鹿児島の6県を残すのみとなった。

 いずれも都市部ではないが、中でも鹿児島は人口約160万人を抱える。新幹線の終着駅でもあり、人の出入りもある。感染者なしの理由には珍説が出回っている。

「ツイッターでは鹿児島県民は芋焼酎で毎日喉を消毒していることや鶏刺しにあたらない強靱な肉体、火山灰で肺が鍛えられているなどの説がまことしやかにささやかれています」と地元関係者。

 確かに鹿児島県は焼酎が有名で、酒豪が多い。鶏刺しとは郷土料理で生の鶏肉の刺し身だ。桜島の火山灰は天気予報ならぬ降灰予報があるほど、身近なものだ。まさかそれでコロナが防げるわけではないが、不安ばかりの世の中で、この前向きさが良いのかもしれない。