人気声優・石川界人(26)が日本酒キャラクタープロジェクト「神酒ノ尊―ミキノミコト―」の越乃寒梅役を降板した。21日、「神酒ノ尊」公式サイトは「ラジオ内で一部配慮に欠けた発言があり、その発言に対して不適切とのご意見がありましたため、弊社より要請の上、越乃寒梅役を降板いただくこととなりました」と発表した。

 石川の所属事務所は同日夜、公式サイトで「本人のラジオ内で一部配慮に欠けた発言があり、その発言に対して不適切との意見があった為、バンダイナムコエンターテインメント様から要請を受け、今回役を降りることとなりました。応援して頂いたファンの皆様には大変申し訳ございません」と謝罪した。

「神酒ノ尊」は実在する酒造銘柄をキャラクター化した日本酒拡販プロジェクト。石川が「配慮に欠く発言」をしたラジオは、「マンガPark」(マンガパーク)のアプリで配信されている「石川界人・中島ヨシキ の10分ダベる?」の第32回(2019年10月15日配信)とみられる。マンガParkの公式ツイッターは昨年10月15日に「日本酒は危険!?」の説明文を添えて告知した。

 ラジオの第32回は「飲むと危険な飲み物は!?」のタイトルで配信中。2人はタピオカの糖質についてのトークでスタート。飲み会が続いて顔がパンパンになったなどのエピソードを披露したが、日本酒の“危険性”には触れずじまい。ネットでは、石川が「糖質制限しているから日本酒は飲まない」のほか、日本酒のマイナスイメージにつながるような発言をしたと書かれているが、現状では確認は取れない。通常10分ほどの配信時間が6分35秒と短いことから、配慮に欠けた部分をカットした可能性が高い。マンガParkの告知ツイートも削除されている。