解散危機IZ*ONE激震の内幕 視聴者投票の不正操作事件余波

2019年12月07日 11時00分

今年8月、日本公演を行った時のIZ*ONE

 日韓女性12人組グループ「IZ*ONE(アイズワン)」が、激震に見舞われている。“視聴者投票の改ざん事件”の余波で同グループの公式サイトが、オフィシャルファンクラブサイトのコンテンツ更新と新規入会受け付けの一時休止を発表する事態に発展した。HKT48・宮脇咲良(21)らが所属し、女子中高生を中心に日本でも人気を得ていたが、解散を心配する声が噴出。ファンの動きが存続を左右しそうだ。

 アイズワンは、9月に発売した日本第3弾シングル「Vampire」が発売初週で20・5万枚を売り上げ、オリコン週間シングルランキングで首位を獲得。日本で今年発売した1stシングルから、3作連続で初週20万枚突破の快挙を達成していた。

 しかし先月上旬、同グループを生んだ韓国のオーディション番組「PRODUCE」シリーズの制作スタッフ2人が、視聴者投票を不正操作したとして逮捕されたことが発覚。同11日に予定されていた韓国でのライブやシングル「Vampire」の発売記念イベントが中止になったほか、宮脇のラジオ番組も放送休止になるなど、その影響が広がっている。

 4日には公式サイトで、オフィシャルファンクラブサイトのコンテンツ更新と新規入会受け付けを一時休止すると発表。「今後の活動についての発表がされ次第、改めてファンクラブサイトにてご案内させていただきます。大変恐れ入りますが、今しばらくお待ちいただけますようお願い申し上げます」と呼びかけた。

 最近は日韓の政治的な対立がクローズアップされるが、CD売り上げを含めてK-POP人気は衰えておらず、若い世代を中心に「第3次韓流ブーム」が起きていた。

「ブームの中でアイズワンは日本ツアーも成功させ、今年最も成功したK-POPグループだった。年末のNHK紅白歌合戦出場も『当確』と言われていたが、今回の騒動で消滅してしまった。ファンからは『グループそのものがなくなってしまうのでは?』と心配する声が噴出している」(テレビ局関係者)

 AKB48グループの活動を一時休止して参加している宮脇のほか、HKT48・矢吹奈子(18)、AKB48・本田仁美(18)が参加する同グループは、2021年4月までの期間限定の活動だ。

 事情に詳しい関係者によれば、期間終了後は宮脇と矢吹はHKTに戻る意欲を示し、本田は韓国残留を示唆。将来的には、元AKB48・高橋朱里が所属するK-POPガールズグループ「Rocket Punch」への加入なども検討されていたというが、一連の騒動で今後は不透明になってしまった。そんな状況下で、グループの今後を左右する動きが活発になっている。

「アイズワンは4月に発売した韓国版ミニアルバムが、K-POPガールズグループのアルバム歴代最高初週売り上げを達成するなど、韓国内でも人気が爆発している。ファンは“頑張ってきたメンバーに罪はない”と解散阻止などを掲げた署名活動を活発化。韓国メディアは解散とも報じていますが、政治と同じで韓国芸能界は世論によって大きく左右される。ファンの動きもあり、世論も今のところ存続を求める声の方が大きい」(音楽関係者)

 同グループの日韓双方のファンは「WIZ*ONE(ウィズワン)」と呼ばれ、日韓対立で宮脇ら日本人メンバーへのバッシングが起きた際も必死に守ってきた。

 8月から9月にかけて行われた初の日本ツアーには、訪日の自粛ムードの中、韓国からファンが大集結。両国のファンが有志で作成した「EYES ON YOU」と書かれたメッセージカードが客席を埋め尽くした。

「『EYES ON YOU』の意味について、カードの裏には日本語と韓国語で『“ツアーが終わってもずっと見ているよ”という思いを込めている』と説明。『席や道端には捨てずに、思い出として綺麗にお持ち帰りいただけますと幸いです』と、両国の言葉で添えられていた」(同)

 ファンの活動で解散の危機を救えるか。