アイドルの物販ばりのローマ教皇グッズがバカ売れ!

2019年11月26日 17時00分

ローマ教皇の来日記念グッズ

 来日中のローマ教皇がその大きすぎる存在感を見せつけた。ローマ教皇フランシスコ(82)が25日、東京ドームで大規模なミサを執り行った。会場には約5万人が集まり厳粛なムードだった一方で、屋外に設置された物販コーナーは大盛況。Tシャツにトートバッグにマグカップと、有名ミュージシャンやアイドルの物販ばりの内容に売り切れが続出した。

 教皇専用車でオープンカーの「パパモビル」に乗って登場した教皇は、時間をかけて参列者に手を振った。教皇の来日は38年ぶりとあって、たくさんの声援が飛び交い、信者の中には感激で泣き出す人も。「社会的に孤立している人が少なくない」「多くの人が不安を感じている」との説教に聞き入っていた。

 参列者は聖歌のほか、教皇来日のオフィシャルテーマソングを会場で響かせた。

 会場の外には、入れなかった信者たちが少しでも空気感を味わおうと集まっていた。日本人だけでなく様々な国籍、人種がいることが世界で信者13億人と言われるカトリックの裾野の広さを証明している。そんな信者たちは物販コーナーにも殺到した。

「POPE IN JAPAN 2019 ローマ教皇来日記念オフィシャルグッズ」と題して、Tシャツ、ウインドブレーカー、刺しゅう入りタオル、トートバッグ、マグカップ、クリアファイルにキーホルダー、ブックカバー、来日記念オフィシャルメダイといろいろ。ちなみにメダイとはポルトガル語でメダルのことである。関連グッズも同時販売されており、教皇フランシスコの素顔DVD、日めくり教皇フランシスコなんてものまであった。

 今回の来日テーマは「すべてのいのちを守るため」。来日記念グッズには特製のロゴと「プロテクト オール ライフ」というメッセージに、JAPANの文字と来日の日付も入っている。まるでミュージシャンやアイドルのコンサートにある物販みたいだ。グッズの売り上げの一部はこのテーマに沿った活動に使われる予定だという。

「ミサには入れなかったけどグッズだけは買いたかった」「ブックカバーが欲しかったのに売り切れてました」などと多くの人が並んで買っていったおかげで、売り切れが続出。すでにフリマアプリに出品されているものもあったが、今後は手に入れることはできないのか。

 来日中のメディア対応を担当するプレス事務局は「売っている来日記念グッズは日本限定です。オンラインでも販売していますが、在庫を増やす予定はありません。今のところはある分がなくなるまでです」と話し、激レアは必至だ。

 ちなみにミュージシャンならグッズのデザインに意見をするだろうが、「教皇ご本人の意見は反映されておりません」とのこと。

 ローマ教皇グッズはバチカン土産になっており、日本以外の国でも公式グッズが作成されることがあるが必ずではない。国によっては海賊版が横行するほど人気がある。

「売れ筋はTシャツと刺しゅう入りタオル、メダイです。これらは数を多くしています」(プレス事務局)

 東京ドームの物販ではメダイは売り切れ。Tシャツとタオルなら、まだオンライン販売で間に合うかもしれない。

 教皇はこの日、ミサに先立って天皇陛下、東日本大震災の被災者とそれぞれ面談し、ミサ後には安倍晋三首相と会った。目まぐるしいスケジュールをこなし、26日中にローマへ飛び立つ予定だ。何十年に一度というビッグウエーブに乗るなら今しかない。