想像を絶する税金未納のツケ 徳井に降りかかる違約金の嵐

2019年10月28日 17時00分

ますます窮地に陥った徳井

「所得無申告生活」がバレ、芸能活動を自粛したお笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実(44)は今後、“想像を絶する”イバラの道を歩むことになりそうだ。法人税に加え所得税、消費税、社会保険料も未納だったことが発覚。電気・ガス・水道代も滞納しまくり、レンタルビデオ店「TSUTAYA」の延滞料金が10万円を超えたことも過去にネタにしていた。ここまでくるともはや“ビョーキ”。テレビ各局は起用を控え、その際に生じる違約金等は吉本興業から徳井の個人事務所「チューリップ」に請求されることになりそうだという――。

 法人税、所得税、消費税、それに社会保険料など、ありとあらゆる税を適切な時期に納めてこなかった徳井。国税局の調査を受けた直近7年間の追徴税額はおおよそで、法人税3700万円、源泉所得税4300万円、消費税2100万円で、合わせて1億円を上回るとされる。

 23日夜に行った会見で徳井は、ためにためた現金が一瞬で消失したことに「芸歴25年くらいになるんですけど、今まで一生懸命働いてきたものが、自分のだらしない愚行によって、築き上げてきたものを自分でゼロにしてしまった」と後悔していたが、納税は国民の義務であることは言うまでもない。

 さらに過去には光熱費を滞納し、電気を止められたことや、TSUTAYAで借りたDVDを期限を大きく過ぎても返却せず、延滞料金だけで10万円近く支払ったことをネタにしていた。

 これらも一連の税金未納と経緯は同じ。本人は会見で「想像を絶するルーズさ」と表現していたが、徳井を知るお笑い関係者は「もはやビョーキ。目の前の面倒くさいことから逃げる性格なんですよ。役所にお金を払う気はあるけど、手続きなどが面倒なので現実逃避してしまう」と明かす。

 業界内では「気取らず、空気も読めて面白い」と評判だったが、とんだ“裏の顔”を持ち合わせていたことになる。

 気になる徳井の今後は“想像を絶する”イバラの道だ。1億円以上の追徴金を支払っている以上、徳井に経済的な余裕があるとは思えない。そこへ活動自粛による違約金が課される可能性が高いのだから、シャレにならない。

 騒動を受け、家電量販店の「エディオン」は徳井が出演するCMを差し替えた。また商品キャラクターに起用していた寝具の「東京西川」も、徳井を同社のホームページに掲載することを取りやめている。

 テレビ各局もレギュラー番組の放送を中止したり、徳井の出演シーンをカットするなどの編集作業に追われている。注目は11月3日から出演予定のNHK大河ドラマ「いだてん」。徳井の役は同日のストーリーの中心的人物で、その名セリフがサブタイトルになっている。

「NHKは国民の受信料で成り立っているので、(仮にカットなどを行えば)編集作業などにかかった費用は全額請求することになる。損害の問い合わせを受けるのは吉本かもしれないが、弁済責任は徳井の個人事務所にある」(テレビ関係者)

 吉本興業はマスコミの問い合わせに当初から「ウチではなく、あくまで徳井の個人事務所の問題」と強調。さすがの吉本も、徳井の個人事務所の税務まで監督するのは不可能だ。

 被害総額は億単位に上るとも言われており、追徴金を払った徳井が1人で抱え込めるものではない。2009年に節税のために個人事務所を立ち上げていなければ、違約金の支払いは吉本が請け負うことになっただろうが、自ら立ち上げた個人事務所の問題だけに、違約金も徳井が支払うのは仕方がない。

 ワイドショー関係者は「会見で徳井は経費計上して通らなかった腕時計について『(持っているのは)10本くらいですかね。何十万とか100万とか』と述べていたが、それも売却する必要が出てくるだろう」と指摘する。

 吉本は当面の間、徳井が芸能活動を自粛することを発表したが、復帰したところでイメージダウンは深刻。「少なくとも地上波からはお声はかからないだろう」(同)。違約金を支払う上、稼ぐアテもなくなる…。税金未納のツケはあまりにも大きかったようだ。