明治天皇のやしゃごで作家の竹田恒泰氏(43)が11日、ツイッターで「あいちトリエンナーレ」で再開された企画展「表現の不自由展・その後」の展示物で「傷ついた」とつぶやいた。

 竹田氏は同展で展示されている昭和天皇とみられる人物を含む肖像群が燃える映像について「津田大介氏は、昭和天皇の写真を焼く動画について、芸術性があるというが、ではヘイト性は無いのか?」と指摘。

 続けて「昭和天皇は私の親戚である」と前置きした上で「その昭和天皇を侮蔑し名誉を毀損する展示に対して私は深く傷ついた。皇族方の多くも同じように傷ついたに違いない」と怒りをあらわにした。

 そして芸術監督の津田大介氏(45)を「一般人なら間違いなく遺族が訴訟する。皇室が起訴しないことを良いことにあの展示をしたのだろう。津田大介氏は卑怯の極み。彼は加害者である」と痛烈に批判した。

 同展は、脅迫ファクスが寄せられたことから、開催3日で企画は中止になった。しかし、今月8日の午後から展示が再開された。