テレ朝・玉川徹氏 河村市長に「憲法をもう一度勉強し直したほうがいい」

2019年08月07日 10時18分

河村たかし名古屋市長

 7日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」は、愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で慰安婦問題を象徴する「平和の少女像」などの展示が中止になった問題を特集した。

 少女像や昭和天皇とみられる人物を含む肖像軍が燃える映像「遠近を抱えて」などを展示した企画展「表現の不自由展・その後」は、河村たかし名古屋市長が「日本人の心を踏みにじるようなものだ」「市民の血税でこれをやるのはいかん」と中止を求めた。その後、「ガソリン携行缶を持ってお邪魔する」と脅迫ファクスが寄せられたことから、3日で企画は中止になった。

 番組コメンテーターの玉川徹氏は中止について「先進国として恥ずかしい。そのひと言に尽きます」とコメント。「芸術的価値を求めるのもしれないが、背景とか別にしての芸術的価値というものがあると思う」と続け、“テロ”に屈したとして、中止を重ねて残念がった。

 番組では河村市長の発言が脅迫を誘発した側面もあると、声を上げた河村市長を悪者扱い。女性コメンテーターは「思想の押しつけ」「表現の自由と歴史認識の違いをごっちゃにされているのかな」と話した。

 羽鳥慎一アナウンサー(48)は「河村さんは慰安婦問題については日本が強制連行した証拠はないというスタンスです。税金を使ったところで展示すると、名古屋と愛知が従軍慰安婦があったと認めてしまうというスタンスを取っています」と説明。すると玉川氏は「日本軍を背景にして、あの問題が生まれたというのは政府が公式な立場で認めていますよね」とコメント。「河村さんの考えがどうであったとしても、政府の考えと違うんですよね」と続けた。

 羽鳥が「強制連行した証拠がない」の説明に玉川氏は「政府が公式な立場で認めています」と返したが、強制連行と慰安婦をごっちゃにしているようで、番組は肝心の部分がかみ合わないまま進行。河村市長は会見で「強制連行」と口にしていたのだが…。

 玉川氏は「表現の自由に関しては、河村さん、もう一度勉強し直しですね」とバッサリ。「昔から河村さんを知ってますよ。公民宿舎とか議員宿舎の問題でいろいろ取材しましたけど、基本的に気のいいオッチャンですけど、憲法をもう一度勉強し直したほうがいいんじゃないですかね」と提言。「大きな名古屋の市長ですからね。海外の展示会に行くこともあると思う。こういうことをやった市長として恥ずかしいですよ」と忠告した。