今やテレビ界で“バラエティー界のキング”などと呼ばれているのが内村光良(54)だ。レギュラー番組は「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)、「痛快TV スカッとジャパン」(フジテレビ系)、「そろそろにちようチャップリン」(テレビ東京系)など複数を抱える売れっ子で、年収も手取りで3億円を超える見事な稼ぎっぷり。テレビ局関係者は「バラエティー番組1本あたり300万~600万円を出演条件に提示しています。もう別格の存在ですね。テレビ界で内村に対して堂々と意見を言えるプロデューサーやディレクターはもはや存在しません」と断言する。

 まさに我が世の春を謳歌する内村。ところが唯一、頭が上がらない人物が存在する。現在「報道ステーション」(テレビ朝日系)のメインキャスターを務める、妻でフリーアナの徳永有美(43)だ。

「内村は完全に奥さんの支配下にあると言っても過言ではありません。仕事が来ると、まず相談するのは奥さん。そこでOKが出ないと絶対に受けませんから。内村は普段は冗舌ですが、妻の前では借りてきた猫のようにシュンとおとなしくなってしまう。都内の一等地に約5億円といわれる豪邸を建てようとしたとき、徳永は自分の両親を同居させることを内村にのませて許可したほどです」(事情通)

 さらにこんな話もある。

「テレビの業界人が内村案件で本当に困ったり、窮地に陥ると、徳永に手紙を書いて相談すると言われています。その場合、徳永アナは内村サイドに立たず、公平な立場でアドバイスをしてくれる。それで救われた人は少なくないそうですよ」(放送作家)

 バラエティー界のキングを陰でコントロールする徳永こそ、真の勝者なのかもしれない!?