モー娘・石田が明かす〝レジェンド〟中澤裕子のタブー「バナナを…」

2020年10月03日 11時00分

異色トークを繰り広げた竹内㊧と石田

 映画「実りゆく」(10月9日公開)公開に合わせて「アイドル×お笑い」の異色対談特別編! 記事本編(公開中)に続き、アイドルグループ「モーニング娘。’20」の石田亜佑美(23)と同映画で主演を務めたお笑いコンビ「まんじゅう大帝国」の竹内一希(25)がそれぞれの世界の違いを学び合う――。
 
【前編】石田 (劇中で)田中要次さんに力を入れられるシーンは本当に痛いんですか?

 竹内 ぶん投げられたシーンは本当に痛いです(笑い)。石田さんはお芝居は?

 石田 舞台を少し…。

 竹内 先輩じゃないですか、教えてくださいよ。

 石田 私はお芝居大好きなんですよ。自分じゃない人になれるというのが好きで。「自分を捨てられる感覚」がすごく楽しいんです。新しい自分に会える感じが。

 竹内 そのお言葉、かっこいいですねえ…。今後、言っていこうかな(笑い)。

 石田 ウッフフ。でも、漫才も「演じる」部分はありませんか?

 竹内 まあ、そうなんですけどね。お芝居というと、いろんな人と対峙しなくてはいけないじゃないですか。漫才って、いつも同じ相方とやるじゃないですか。そこで1つ怖さが減っているというか。相手への配慮というのは漫才師にはまったくないんですよ。

 石田 でも、すごく物語がすっと入ってきました。
 
 石田 劇中の漫才は映画用に作られたんですか?

 竹内 主人公のモデルとなった先輩(松尾アトム前派出所)のネタをやらせていただいたり、自分たちのネタを映画用に変えたりですね。先輩のネタをやるのがね、難しいですよ。

 石田 私たちも先輩の楽曲をやったりするんです。

 竹内 それはプレッシャーありませんか?

 石田 あります、あります。先輩のマネをするべきなのか。自分たちの色を出すべきなのか。モーニング娘は23年の歴史があるので、自分たちの加入前の楽曲はすべてそういう感じです。

 竹内 パフォーマンスは1つ1つ、違うんですか?

 石田 探りながらです。先生からたくさんダメ出しも受けるので。「過去のエネルギーに負けてる」とか。

 竹内 うわーすごいなー。
 
 石田 エネルギーと言われると「気持ちの問題かな?」とも思うので、気持ちで負けないようにとか。映像をとにかく見て、ここはかっこいいからマネしようとか、ここは自分たちの方がかっこいいから、とか。

 竹内 でも、何というか、「超えるべき見本」がいるというのは、アイドルとしても珍しい構図だと思うんですよ。かなりやることが多いですよね。

 石田 逆に、これだけ身近にお手本があるというのは、めちゃくちゃ強みなんです。

 竹内 なるほど、教科書のような感じなんですね。

 石田 そうです。教科書がいっぱいあるから、選び放題ですよ。

 竹内 (漫才で言うところの)師匠みたいな存在なんですね。

 石田 中澤(裕子)さんとか、もう、殿堂の方って感じです。会う時はすごく緊張しますよ。グループの中でも伝説的になっているエピソードがあって。例えば「中澤さんの前でバナナを見せるな」みたいなタブーがあったりするんですよ。

 竹内 おおっ! タブーがあるんですね。

 石田 (あのウワサ)本当なのかな? 本当に怖いのかな? みたいな。ご挨拶は緊張しました。でも本当に優しい方なので、いまは大丈夫ですけど、最初の壁がありますよね。

 竹内 僕らもですね。事務所の先輩が爆笑問題さんなので、初めて会う時はものすごく緊張しました。当時、妙なウワサがあったんです。(後編に続く)