前作超えるには「ヒトラーと恐竜」 鬼才ヴオレンソラ監督“ヤバい”新作引っ提げ来日

2019年05月29日 19時21分

ティモ・ヴオレンソラ監督

 フィンランド出身のティモ・ヴオレンソラ監督(39)が29日、東京・港区のスペースFS汐留で行われたSF映画「アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲」(7月12日公開)のジャパンプレミアに登場した。

 映画界の鬼才ヴォレンソラ監督が、7年ぶりに“ヤバい”SFアクションエンターテインメント作品の続編を引っ提げて来日した。

 前作「アイアン・スカイ」は月の裏側にナチスが秘密基地を建設し、人類を侵略するという設定。その続編は、30年後、ナチスが再び人類絶滅を企て、ヒトラーと恐竜が共に地底から侵略するという、さらに規格外のストーリーだ。

 ブラックユーモアも満載で「恐竜人間」と化したウサマ・ビンラディン、金正恩、マーガレット・サッチャー、スティーブ・ジョブスなど歴史上の超有名人たちをパロディーに昇華している。

 ヴオレンソラ監督が登場すると、会場の熱狂的ファンから「フォー!」と声が上がる。監督も日本語で「コンニチワー!」と応えた。

 7年ぶりの来日には「トキオ! 変わらず温かい歓迎ありがとうございます!」と感謝。行きたい場所は「カマクラ」とインバウンドにも貢献している。

 ナチスを題材にした映画を制作したきっかけについて聞かれると「1本目もすでにクレイジーだけど、それを上回ることを考えると『ヒトラーと恐竜』だと思ったんだ」と明かす。ビンラディンなどの歴史上の人物のパロディーは「選ぶ人物は12人と決めていた。キリストを扱った有名な絵画『最後の晩餐』をやりたいと思っていたからね」と笑った。

 すでに第3作の制作も決定。同監督は「物語はまだまだ終わりませんよ」と不敵に笑った。