【田中直基のクリエイティブの汁】ぼくは、いまドバイから日本に帰る飛行機の上でこれを書いています。え?こんな時期に!?コロナ大丈夫なの?ロシアの影響はないの?ぼくもまったく同じ心配が頭をよぎりましたが、なんとかこうやって帰れています。

 今日はわずか800文字ですが、「ぶっちゃけ、海外旅行はいつ再開できるのか?」という質問について、自分の体験からお伝えしたいと思います。

 えー、2022年3月17日時点という枕詞をつけた上で、結論からお伝えしますと、「かなり難しい…!」が答えかなと思います。全部が難しいってことじゃないんです。例えば、コロナ感染状況が軽い国と地域に関して言えば、現地での生活はまーったく問題ないかなと思います。マンボウもないし、マスク規制も解除されてる国も増え始めてますし、日本より安全だと思いました。

 じゃあ、ハードルはなんなのか。それは、日本に再び入国するために必要な検査や書類を異国の地で準備することの大変さです。日本は、いま帰国する人に対して、PCR検査の陰性証明がマストとなっています。つまりこういうことです。言葉も不慣れな異国の地で、PCR検査を実施している病院、さらに言えば日本指定フォーマットの書類を発行してくれる病院を見つけ、歩いていけないような場所の病院まで行き、検査をし、届いた証明書をプリントアウトする。日本ですらかなり難易度の高いこの作業を渡航先でしないといけないんですね。

 そして、さらに言えば、万が一にも現地でコロナになってしまった場合、日本語ですら大変な保健所や病院とのやりとりを慣れない言語でしなければならない。おそろしすぎる…。なんなら重症化してしまった日には、助けをお願いすることすら不安…。ということで、僕的にはまだまだ先のような気がしました。はやく落ち着くといいですけどね。

 ☆たなか・なおき 1979年生まれ。神奈川県出身。クリエイティブディレクター/コピーライター/雑文家。主な仕事にTOKYO2020パラリンピック開会式「PARAde of Athlete」、Eテレ「デザインあ」、「マツコロイド」など。劇団「満員劇場御礼座」所属。受賞歴に文化庁メディア芸術祭審査員特別推薦作品、グッドデザイン賞、東京コピーライターズクラブ新人賞など。