米国ロサンゼルスに留学中のジャニーズジュニアの7人組ユニット「Travis Japan(トラジャ)」が現地時間12日に米国のオーディション番組「America’s Got Talent(AGT)」に出演し、先輩ジャニーズも大興奮のパフォーマンスを見せた。

 メンバーの川島如恵留は「僕たちの夢は世界で最もビッグなスターになることです!」と宣言。AGTのステージでオリジナルソング「夢のHollywood」を英語バージョンで披露。得意のアクロバットとダンスパフォーマンスで観客を魅了した。審査員の音楽プロデューサーのサイモン・コーウェルからも「YES(合格)」 の評価をもらった。

 大喝采を浴びたトラジャのパフォーマンスには先輩ジャニーズも大絶賛。木村拓哉は自身のインスタグラムのストーリーにトラジャの動画を上げたり、関ジャニ∞はインスタライブでトラジャのパフォーマンスがすごかったと話題にした。TOKIOの国分太一やA.B.C―Zの河合郁人らはツイッターで絶賛するなど、ジャニーズ事務所挙げてトラジャを祝福した。

 今回の留学でジャニーズの滝沢秀明副社長は米国で箔をつけてメジャーデビューの青写真を描いているともいわれているが、さらなる先も見据えているのという見方もある。ある芸能プロ関係者は「亡くなったジャニー喜多川さんの夢がアメリカ進出。その意思を滝沢副社長を受け継いでいるとも言われています。いままで事務所として消極的だったネットに滝沢副社長は積極的に進出するようになりましたが、その一環ともいわれています。今回のトラジャの“成功”にジャニーさんの夢をかなえるだけの絵図を描いているかもしれません」。まだまだ先行きは長いが、その一歩は踏み出せたことは間違いない。