ジャニーズグループ「なにわ男子」の道枝駿佑(19)が、俳優としていよいよ窮地に立たされている。22日に放送された、主演ドラマ「金田一少年の事件簿」(日本テレビ系)第3話の平均世帯視聴率は6・1%だったことが判明。これが今後の起用に影響を及ぼしかねないという。

 初回7・8%、第2話前編6・2%、同後編6・7%とひとケタ台が続き、今回ついに6・1%とワーストを記録。これまで堂本剛、松本潤、亀梨和也、山田涼介と、ジャニーズの先輩たちが高視聴率をたたき出してきた歴史あるシリーズが台なしになっているのだ。

 ある芸能関係者は「主人公の金田一一(きんだいち・はじめ)は、事件を解決する主人公ではありますが、三枚目もできるキャラクターです。これまで主演を務めたタレントはその三枚目をうまくこなしてきたが、道枝にはその部分の演技が足りない。それが数字に反映しているのでは」と分析する。

 もちろん、同情の余地はある。これまでの4人のシリーズは土曜午後9時枠だったが、道枝のシリーズは日曜午後10時30分の枠。同じことを期待するのは酷かもしれない。

 ジャニーズの〝道枝推し〟の戦略に大きい変更はなさそうだが、ここにきて、ついにテレビ局もキャスティングができにくくなりそうだという。

「道枝が昨年10月、SnowManの目黒蓮とダブル主演したテレビ朝日系ドラマ『消えた初恋』も視聴率はイマイチでした。もともと数字を出しにくい時代とはいえ、あれだけ宣伝してコケてしまえば、今後の起用には二の足を踏んでしまう。道枝は、ジャニーズが強力にプッシュしていることで、ほかのジャニーズファンから反感を買ってもいる。戦略変更を余儀なくされるかもしれない」(前出の芸能関係者)

 道枝には苦しい戦いが続く。(視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ)