俳優・木村拓哉(49)のライブツアー「TAKUYA KIMURA Live Tour 2022 Next Destination」が来月2日から4会場で8公演行われる。

 これは今月19日に発売された自身2枚目のアルバム「Next Destination」をひっさげたもの。初週7・1万枚を売り上げ、1月25日発表の「オリコン週間アルバムランキング」で初登場1位を獲得した。

「木村は2020年にソロデビューアルバムとなる『Go with the Flow』でも1位になりました。前作では、B’zの稲葉浩志や槇原敬之、小山田圭吾などが楽曲提供に参加しましたが、今回も豪華アーティストが携わっており、話題になっています」(テレビ関係者)

 ざっと挙げれば、山下達郎、真島昌利(ザ・クロマニヨンズ)、「Creepy Nuts」、明石家さんま、「BEGIN」など著名人がズラリ。もっとも、売り上げは下がってしまった。

「前作の初週の売り上げは約12・7万枚で、今作は7・1万枚なので数字的には落としたことになります。これだけ神輿(みこし)にかつがれたにもかかわらず下がったので、ソロ歌手としての限界を指摘する声もある。俳優業に力点を置いているとはいえ、果たして3枚目を出すことができるかどうか」とは芸能プロ関係者。

 だが、木村には、そんな売り上げには動じない強力な〝切り札〟がある。それはSMAPの遺産だ。

「今や、元SMAPのメンバーでジャニーズに残っているのは木村だけで、唯一公の場でSMAPの楽曲を歌うことができます。20年2月のソロツアーでは代表曲『夜空ノムコウ』『らいおんハート』『SHAKE』を歌ってファンを熱狂させましたが、今回のツアーでも歌うのではないかと期待されているんですよ。もし歌えば『キムタクはまだSMAPを忘れていない』と大盛り上がりでしょう」(同)

 どんなライブになるのだろうか。