男性ウケお色気番組受難の時代 独自路線の深夜バラエティーは生き残れるか

2018年04月02日 16時00分

写真集のお渡し会を行ったグラドルたち

 番組改編期の春は、生まれる番組があれば終わる番組もある。「めちゃイケ」や「みなおか」などフジテレビの長寿バラエティーが軒並み終わったように、最近は男性人気の番組が苦戦しているようだ。

 テレビ局関係者は「テレビをよく見ると言われるF1層(20~34歳の女性)狙いの番組を最近は重視する傾向があります」と話す。それはネット放送局でも同様で「AbemaTV」でも、お色気度高めな土曜深夜バラエティー「ピーチゃんねる」の6月終了が先日発表された。

 そんな中、気を吐いているのが同じAbemaの月曜深夜バラエティー「妄想マンデー」だ。放送2周年を記念して、MCの女優・今野杏南(28)がカメラマンとなり、同じMCのフリーアナ塩地美澄(35)と、松嶋えいみ(25)ら5人のグラドルを撮影した写真集「一妄打尽」をクラウドファンディングで制作。1日には出資者のファンを集めた「お渡し会」が開催された。

 番組では「グラドルの体に乗せたマシュマロを目隠しして舐めとる」などのエロバカ企画に真正面から取り組んでいる。出演するグラドル白川未奈(30)が「妄マンに出ると、舐めるのが上手になる」と証言するほど。だが、そんな内容がF1層にウケるわけもない。前回放送は“番組終了”を予感させる内容で、ファンを心配させていた。

 塩地はお渡し会で「青少年には良くないし、世間から叩かれるような挑戦した企画をお届けできるのがこの番組。なんとしても続けたい」と訴えた。

 あるプロデューサーは「たとえば、テレ東の深夜ゲーム番組『勇者ああああ』は地味ながらも男性濃度高めな“P1層(パチンコ好きな層)”を狙い打ちして1年間生き残った。F1層にヘタにこびて失敗する番組のほうが多い」と語る。独自路線を突き進む妄マンは生き残れるのか。2日の放送で番組の行く末が発表される。

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