今年でデビュー20年目を迎えた演歌歌手・山内惠介(37)が6日、東京・千代田区の日本武道館でデビュー20周年記念リサイタルを開いた。

 新型コロナウイルスの影響で、3月から予定されていたコンサートツアーが次々と中止になったが、10月6日の大阪・フェスティバルホールを皮切りに、全国5都市でデビュー20周年リサイタルがスタートさせた。

 この日はそのツアーファイナルで、デビュー時からの念願だった武道館公演を行うことになった。オープニングでは記念シングル「残照」を熱唱。「皆さまのお陰で歌手生活20周年を迎えることができました。念願の日本武道館で20周年記念リサイタルを無事に開催することができました」を笑みを見せた。

 客席を見回しながらファンたちが書き記した数々のお祝いメッセージボードを読み上げ、その中で「紅白V6」という言葉には「まだわかりませんけれど、そうなればうれしいです。頑張ります」と笑顔で答えた。

 新曲のほかには「スポットライト」「流転の波止場」など、全26曲を熱唱し、「一生忘れられない武道館でのリサイタルになりました。今日は、忘れられない一日になりました。これからも25年、30年と息の長い歌手になれるよう頑張って歌っていきたい」と感激した。