SKE48の大場美奈(30)が23日、名古屋市内のSKE48劇場で卒業公演を行った(活動最終日は30日)。2015年にAKBからSKEに移籍した大場は、18年に名古屋で行われた選抜総選挙で8位になるなど活躍。新たな道を歩み出す大場の独占インタビューを、3回にわたってお届けする。第1回では大場がSKE、AKB両グループの魅力について熱く語った。
【SKE48・大場美奈 卒業インタビュー(1)】
――アイドルを卒業する今の率直な気持ちは
大場 ちょっとさみしくなってきました。メンバーやお世話になっていたスタッフさん、長年通っていたレッスン場ともお別れなので。
――約13年近くのアイドル生活(AKB4年半、SKE8年2か月)の中で印象に残っていることは
大場 SKEでの思い出は色濃く鮮明に覚えているんですよ。特に2018年のAKB48グループ選抜総選挙で8位になって、ナゴヤドームでスピーチしたことは一生忘れないです。あの年は6月の総選挙や10月のSKE10周年という目標に向けて、毎日、SKEやファンの方のことを考えながら過ごしていたので、1年通して楽しかったです。
――AKB時代では
大場 デビューの時ですね。私たちAKB9期生は「RIVER」(2009年10月に発売されたAKB14枚目のシングル)の握手会で、SKE3期生と一緒にお披露目されたんです。だから(SKE3期生の)須田亜香里ちゃんや松村香織ちゃんとも同期みたいなものなんです。お披露目が終わった後、秋葉原の劇場に行って初めてのステージ。私は1番後ろの列で横山由依ちゃんたちと一緒に「RIVER」を踊りました。「ステージってこんなに暗いんだ」とか「こんなにお客さんの顔がはっきり見えるんだ」と一つ一つに感動していました。夢がかなったと思った瞬間です。今、思い返すと本当にここ(48グループ)に長くいたんだなと思いますね。
――2015年にAKBからSKEに完全移籍となった
大場 SKEに移籍して私、人間性が変わったんですよ。AKB時代って自分のことばっかり考えていたし、それで良しとされていました。自分のことをしっかりプロデュースできるかどうか、それで上がっていけるかどうか。もともと人見知りで他人に興味がなかった。他のメンバーから悩み相談を受けるタイプでもないし、人に悩みを打ち明けるわけでもない。ある意味、人間味がなかったんです。でも、SKEに来て、まわりのメンバーがすごく面倒見が良くて、東京から来た私が困らないように、仕事でもプライベートでもサポートしてくれた。名古屋にいた時間は常にメンバーの誰かと一緒にいましたね。
――名古屋の良さは
大場 名古屋でのメインの行動範囲は名駅、栄、大須だったんですけど、どこでも歩いて行ける。どこに行くにも自転車で移動してました。アイドルになって自転車に乗って仕事に行ったり、遊びに行ったりとか、AKBだったら東京なので絶対にできない。名古屋だからそれが可能で、メンバーがその楽しさを教えてくれたし、ファンの人たちにそういうことを見せることで〝楽しい〟が共有される。そういうことが重なって、徐々に人に興味を持つようになったし、いろんな子たちに面倒を見てもらったからこそ後輩にいろんなことをしてあげたい、力になりたいと思うようになりました。
――卒業曲「生まれ変わっても」のミュージックビデオには、名古屋市内を自転車で走るシーンも出てくる
大場 これまで私生活の部分を皆さんに見せたことがなかったので「私はこうやってSKEで楽しく過ごしてたんだよ」というのを映してほしくて、そういうシーンを入れてもらいました。松村香織ちゃんに名古屋に住むんだったら、自転車あった方が絶対楽だよと言われて、自転車を買いにいって、名古屋での自転車は2台目。その自転車は東京にも持っていきます。
――AKB、SKEで活動していたからこそわかる、それぞれのグループの良さとは
大場 AKBは世界的スーパーアイドルの世界でした。私、入って3か月で「紅白歌合戦」に出させていただいたんです。こんなペーペーの踊れないやつが(笑い)。そこからテレビ、CM、ドラマ、映画とアイドルとしてみんなが目指す景色をAKBに全部見せてもらえた。いろんなことが起きるし、全てがガチだし、AKBはいつだってすごいグループ。めちゃめちゃ幸せでした。
――SKEの良いところは
大場 仲間思いなところですね。メンバーもファンもお互いのことを思いやっている。もちろんAKB時代もファンの方たちを大切に思っていましたけど、SKEに移籍してからより距離の近さを感じました。メンバーとの関係、ファンとの関係、スタッフさんとの関係はどこのグループよりも濃いと思います。人とのつながりがステキなグループだと思います。












