「第3回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦ファイナリストLIVE」が26日、都内で行われた。

 イベントは、AKB48グループの中でもっとも魅力的な歌い手を決める「AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」の第3回大会でファイナリストに勝ち残った9名によるライブ。

 AKB48の楽曲「夕陽を見ているか?」や「365日の紙飛行機」など計33曲を熱唱し、アンコールではファイナリストらのために作られたオリジナル楽曲の「はじまりの唄」を披露した。

 同曲は、5人組ボーカルグループ「ゴスペラーズ」の黒沢薫が作詞作曲したもの。歌唱後、SKE48の野島樺乃(19)は「難しい曲だから、達成感がすごい」と話すと、HKT48の秋吉優花(20)は「私たちのことを歌っているというか、歌詞が自分自身とリンクして、感情移入がすごい」と振り返った。

 この日、観客席からライブを観覧していた黒沢は「自分が作った曲を歌ってもらうのは緊張する。自分が歌えばよかったと思った。僕はAKBグループの皆さんに曲を書くというより、9人のシンガーのユニットに曲を書くというつもりで書いた。僕の考えは間違ってなかった。たしかに9人のシンガーがここにいるなと思った。歌はすぐにはうまくならない。何回も練習しなければいけない。彼女たちはグループの活動の合間に練習した」と称賛した。