お笑いコンビ「千鳥」大悟(46)、女優の綾瀬はるか(41)のダブル主演映画「箱の中の羊」(29日公開)が12日に開幕した第79回カンヌ国際映画祭に出品されている。大悟にとってはこれが初主演作。いきなり〝カンヌ俳優〟の仲間入りを果たせば快挙だが、当人は同作の撮影中から〝カンヌ宣言〟していたという。
同作は亡き息子の姿をしたヒューマノイドと暮らす夫妻を描くヒューマンドラマ。綾瀬が建築家を、大悟が工務店社長をそれぞれ演じ、夫婦役だ。世界3大映画祭の一つであるカンヌ国際映画祭のコンペティション部門に正式出品されている。
メガホンを執った是枝裕和監督はカンヌの2018年(第71回)において、「万引き家族」で最高賞パルムドールを受賞。コンペ部門出品は「怪物」での23年(第76回)以来、3年ぶりとなる。
大悟は現地時間16日の公式上映に向け、渡仏予定。4月には同作の公式X(旧ツイッター)の動画で、自身の出演映画の少なさを念頭にしつつ、正式出品について「ラッキーといいますか」と控えめに喜び、「ぜひカンヌのレッドカーペットを歩く大悟を見てください!」と呼び掛けていた。
カンヌで主要部門を受賞した俳優、女優は「カンヌ俳優」「カンヌ女優」と呼ばれるようになる。日本では俳優の役所広司が23年(第76回)、柳楽優弥が04年(第57回)、それぞれ最優秀男優賞を受賞した。
本業がバリバリ芸人の大悟が受賞すればまさに快挙だが、実際は撮影中から〝カンヌ宣言〟していたという。
「昨年9月にクランクインし、大悟さんは撮影中に『カンヌに行かな』と宣言。『カンヌには何を着てったらいい?』と早くも衣装の心配までしていて、綾瀬さんを笑わせていました。芸人として共演者を盛り上げるためのリップサービスもあったでしょうが、『いい作品にしよう!』とキャストやスタッフのモチベーションが上がったのは間違いありません」(制作関係者)
大悟は岡山県出身、綾瀬は広島県出身で方言が似ていることもあってか、2人は撮影中、息ピッタリだったという。
カンヌのレッドカーペットでは、大悟が仲睦まじい〝夫婦〟として綾瀬をエスコートする姿が見られるかもしれない。













