離婚協議を続けていた女優の宮沢りえ(42)が18日、報道各社にファクス送信した文書で離婚が成立したことを明らかにした。

 宮沢は2009年2月、一部報道を受けて元プロサーファーの男性実業家と妊娠6か月の“できちゃった婚”を発表し、5月に女児を出産した。12年5月に離婚情報が一部報道で伝わると、離婚に向けた話し合いをしていることを自らも明らかにしていた。

 夫婦に亀裂が生じた理由としては当時、ハワイで仕事をする機会が多かった夫とのすれ違いのほか、ドラマや舞台の出演が続き充実の一途をたどる女優業に宮沢の気持ちが傾いていることなどが取り沙汰された。

 その離婚協議は難航したとみられる。娘の親権をめぐって両者の溝が埋まらないとの情報も本紙は報じたが、双方に感情的なもつれが生じていた可能性もあった。

 宮沢はファクスで「私たち夫婦は、幾度かの話し合いを重ね、この度離婚が成立いたしました。新たな気持ちで、役者として、母として、一人の人間としてこれからも前進していこうと思います」とコメントを発表。

 3月の日本アカデミー賞授賞式では、12年ぶりに司会を務めた宮沢。離婚で心機一転、再度の女優賞を目指す。