大御所俳優・石坂浩二(74)の“イジメ・降板騒動”が波紋を広げている。司会を務める「開運!なんでも鑑定団」(火曜午後8時54分、テレビ東京系)を4月の番組改編に伴い降板する背景として、プロデューサーA氏との確執が指摘され、出演シーンの大幅カットには“パワハラ”との声も上がっている。本紙は、長らく同番組のスポンサーを務める「高須クリニック」院長の高須克弥氏(71)を直撃。すると意外な言葉が返ってきた。
石坂の今春降板は30日にテレビ東京が発表した。石坂は1994年4月の放送開始時から、22年間にわたり同番組を支えてきた功労者。それが、ここ2年は発言シーンが大幅カットされ“置き物”のような扱いだった。
26日の放送でも、石坂の発言は「こんばんは」という適当な相づちのみ。視聴者からは「あまりにも不自然」という意見が多く寄せられた。
背景にあるのは、番組プロデューサーA氏と石坂の確執。一部報道によると、両者の火ダネは10年前の初対面時に生じ、泥酔して高圧的な態度で絡んできたA氏に石坂が「そもそもお前は誰なんだ!」と応酬したことに始まるともいう。
「あれこれ言われているが、とにかくソリが合わなすぎた。A氏は11年に島田紳助さんが降板したのを機に番組のリニューアルを画策。石坂さんの出演シーンを削ることで自主降板に追い込もうとしたのだと思う」とはテレビ関係者。
こうしたやり方に、小倉智昭(68)は司会を務める「とくダネ!」(フジテレビ系)で「こんなのは不自然すぎるでしょ!」と局側の姿勢を批判。「ダウンタウン」の松本人志(52)も31日放送の「ワイドナショー」で「これだけのビッグスターになった方が、こんなイジメみたいなことに遭うの?」と驚いた。
だが、結果的には、テレ東の4月改編に伴う石坂の降板が決定。パワハラまがいの追い出し方に、ネット上では番組打ち切りを求める声も高まっている。
そんななか、本紙は長らく番組スポンサーを務めてきた美容外科「高須クリニック」の高須氏を直撃した。
「(番組に)いらないと思ったらカットされるのは当たり前。僕なんかも番組でフルスロットルでしゃべると、オンエアでは9割はカットされているよ(笑い)。でもプロデューサーに文句を言ったことはないね」
高須氏は、スポンサー目線で言えば、同番組の醍醐味は「良いお宝が出てきて、驚きの評価額が出た時の反応。石坂さんの姿やトークではない」とも断言した。
高須氏といえば、昨年9月、同様にスポンサードする「報道ステーション」(テレビ朝日系)の内容に憤慨し、スポンサーを降板したが、これと「――鑑定団」は違うとの見解だ。
「報ステはニュース番組で中立性が大事。当時の報ステは安倍晋三首相に批判的な内容だったので降りた。鑑定団はバラエティーだから勝手が違う。番組スタッフは面白くしようとしているのだから任せるべき」
むしろ石坂の降板濃厚となったタイミングで、次々と醜聞が噴出している現状に「非常に残念。石坂さんも高齢だし、出演シーンがカットされたことで何かを察して『長いことありがとうございました』と言えば、格好良かったんだけど…」と残念な思いをのぞかせた。
4月期から同番組は新MCにフリーアナウンサーの福澤朗(52)を起用。高須氏は今後もスポンサーを継続する見込みだ。
一方、石坂は4月スタートのテレ東系列・BSジャパンの新番組「開運!なんでも鑑定団 極上!お宝サロン(仮)」の司会に起用される。高須氏は「楽しみにしています」と言いつつも、こちらのBS番組のスポンサードについては「あまりそそられないかなぁ」と慎重な構えを崩さなかった。












