“セレブ婚”と話題を呼んだテレビ朝日・島本真衣アナウンサー(31)と小倉将信衆議院議員(33=自民)夫妻の離婚をめぐり、「小倉氏のマザコン」「島本アナの気の強さ」など、関係者から様々な声が上がっている。離婚は小倉氏が自身のフェイスブックに4月29日付投稿で公表した。結婚から約1年半。昨春に超豪華披露宴を催したが、その数か月後に島本アナが新居を出て別居していたという。2人の間に一体何があったのか?

 島本アナと親しいディレクターは「結婚生活は実質3か月ぐらいでしょう。結婚早々からケンカが絶えず、島本が家を出たとかいう話でしたから…」と明かす。

 2013年11月に入籍した夫婦は昨年4月、政財界の大物ら約500人を招いた豪華披露宴が話題になったが、その数か月後の夏には島本アナが新居から姿を消したという。

 発売中の一部週刊誌で「ド派手披露宴から4か月で別居」と報じられたのを受ける形で、小倉氏はフェイスブックで「私達夫婦は本日をもって離婚いたしました」と報告した。

 かつてプロ野球の南海と近鉄でプレーした島本講平氏(62)が父で、叔父の島本啓次郎氏(59)も元プロ野球選手だった島本アナは、昨秋まで平日朝の情報番組「グッド!モーニング」でキャスターを務めるテレビ朝日“朝の顔”だった。小倉氏は東大→日銀→オックスフォード大学院修了の経歴で2012年の衆院選で初当選した自民党期待のホープだけに、2人の結婚は注目された。

 別れた原因は一つではなかったのか、関係者から様々な声が上がった。

 前出のディレクターは「島本は空気を読まずにモノを言う天然キャラといわれてますが、天然というより毒舌。言いたいことを何でもストレートに言ってしまう、気の強い女性。あるとき、島本のモノ言いで怒った気象予報士が、ロケ先からスタジオを呼ぶ際に他のキャスター名だけ呼んで、島本に話しかけなくなったことも」と語る。一方、永田町関係者は「小倉氏は当初『有名になりました』と女子アナとの結婚をはにかみながら報告していましたが、披露宴からしばらくして夫人のことはまったく口にしなくなっていました」と明かす。

 昨年12月の衆院選で小倉氏が2期目の当選を果たしたときも、小倉事務所は「夫人は来ません」と説明していた。夫婦の仲がうまくいっていなかったようだ。

 小倉氏は「私の不徳の致すところ」としか説明していないが、自民党関係者は「小倉氏がマザコンで、それが結婚生活の障害になっていたようです」と指摘する。

 島本アナが小倉氏の母と、その母の言いなりだった小倉氏をうとましく思うようになったことから、昨夏家出したという話もある。

「結婚当初は、政治家の妻として後援者へのあいさつ回りなどに備え、昨秋や今春の番組改編時に寿退社する予定だったのですが、夫婦関係が破綻したため、離婚後を考えて、退社もなくなったそうです」(テレビ朝日関係者)

 夫婦のギクシャクは、挙式直前にすでに目撃されていた。

「披露宴用のVTRを撮る」と島本アナは自社のカメラクルーを引き連れて首相官邸に入り、ひと悶着あったという。

「慌てて小倉さんが周囲に謝罪したところ、島本が逆ギレし、小倉さんと口論になったそうです。島本は局内でも注意を受けたと聞いてます」(前出ディレクター)

 永田町では「こんなに早く離婚するならご祝儀を返すべきじゃないか」「また二階派じゃないか」と冷ややかな声が出ている。「二階派といえば、路上キスの中川郁子農水政務官も所属しています。ボスの二階俊博氏はおおらかなところがあるので、所属議員に甘えがあるんじゃないか」(前出自民党関係者)

 小倉氏の地元、東京・町田の有権者は「選挙のたびに本人とは握手して『頑張れよ』と声をかけるけど、奥さんは見たことがない。結婚しても離婚しても、愛人がいても関係ないよ」とスピード離婚の影響はないというが、ド派手結婚と離婚をした自民党ホープとしてまた有名になったかも。