宮沢りえ たけしの主演映画オファーを“快諾”

2015年02月23日 10時07分

3度目の受賞にV3のサインをする宮沢りえとたけし

「第24回東京スポーツ映画大賞」ならびに「第15回ビートたけしのエンターテインメント賞」(ともにビートたけし審査委員長=68)の授賞式が22日、東京・港区の東京プリンスホテル・プロビデンスホールで大盛り上がりの中で行われた。たけしは「他の映画賞が持ち回りで(と話したら)批判されたけど、当たってんじゃねえか」と懲りずに映画界をバッサリ! 一方、女優として脂の乗り切った主演女優賞の宮沢りえ(41)には「オレの売れない映画を主演して売ってくれ!!」となりふり構わずオファーするなど、この日も言いたい放題だった。

 久々のツーショットが実現した。映画「紙の月」で主演女優賞を受賞したりえは、2003年に主演女優賞、10年の東スポ50周年特別賞に続き、今回で3回目の受賞となった。昨年9月に他界した、母宮沢光子さん(享年65)の95年の新人賞も含めると、ナント母娘で4回目の受賞となる。

 りえはノースリーブの白ドレス姿で登壇。大人の色香プンプン、大女優としてのオーラが会場を包んだ。そんなりえの存在感に、さすがのたけしも「やっぱり女優さんって舞台に立つだけで見るものを巻き込むオーラがあるよ」と圧倒されっぱなしで、こう続けた。

「いや〜、こう言ったら失礼だけど、アイドルから見事に脱皮したね。普通は“アイドルの服”を着たまま大きくなるけど、りえちゃんはジャンジャン脱いでいっちゃった。(最後の登壇となった)りえちゃんが来なかったら、今回の映画賞何だったんだって話だよ。だって、上島(竜平)が主演男優賞だぜ(笑い)」

 実は、たけしはお忍びでりえの舞台をチェックしていたという。

「(演出家の)蜷川(幸雄)さんの舞台、見に行ったんだよ。声も出ているし、歌もうたえるし、本当にすごくなった。舞台を降板した天海(祐希)さんの代役を1日でこなしたりね」

 あまりの絶賛ぶりに、りえも「本当にうれしい。身の引き締まる思いです。3回受賞しましたが、今回が一番うれしい。人生いろいろありますが、表現するのが自分のガソリンになっている。これからも頑張りたい」と笑顔を見せた。

 と、ここまでは普通の授賞式だったが…そこはたけしだ。大女優に成長したりえを前にいきなり壇上で「ぜひオイラの映画で主演してもらってだね。りえちゃんのパワーで、売れない映画を売れるようにしてほしいんだけど」と“営業活動”まで飛び出した。たけしは、あまり公に出演要請したがらないだけに、りえは仰天。それでも「ぜひお願いします」と“快諾”した。

 最後には「10代のころから知っているけど、りえちゃんは評判がいい。スタッフのみんなにも『ありがとう、ありがとう』って言ってね。気を使えるから。いまいる女優の中でも、日本を代表する大女優になる。体に気をつけてね」とエール。

 これにはりえもグッときたようで、涙をぬぐいながら、たけしと固い握手を交わした。