元AKB48の女優・前田敦子(23)と俳優・渡哲也(72)が12日、東京・世田谷区の東宝スタジオで行われた、宝酒造の日本酒・松竹梅「天」の新CM制作発表会に出席した。
松竹梅のCMは1970~87年までの17年間、故石原裕次郎さんが出演。その後は渡が出演し続け、10月からは前田と共演する新CMが放送され、商品のパッケージもリニューアルされる。
26年間、同CMに出演し続ける渡は「もともと裕次郎さんが多大な負債を抱えていたところ、宝酒造さんの先々代の社長さんに(裕次郎さんが)CM起用していただいたころからのつながりなんです。石原プロがなんとか持ってるのも宝酒造さんのおかげ」と、石原プロと松竹梅の44年にも及ぶ関係を明かした。
一方、前田は同CMの長い歴史のなかで、渡が女優と共演するのは吉永小百合以来2人目とあって「恐れ多い」と謙遜したが、渡の印象について聞かれると、終始ニヤけ顔。
「2年前にドラマで共演させていただいてるんですけど、隣にいられるだけで幸せです。特におしゃべりさせていただいてるわけじゃないのに、ニヤニヤしちゃって。渡さんは理想中の理想の男性。目が合うたびキュンとしちゃいます。男性のみなさんは見習ってほしい」
2年前、渡との共演直前に、泥酔して俳優の佐藤健とのツーショット写真を撮られた苦い過去を持つ前田。そのときの反省か、今どきのイケメン男子より昔かたぎな“漢”が好みに変わったようだ。