1973年の大ヒット曲「学生街の喫茶店」で知られる3人組フォークグループ「ガロ」の元メンバーで、マークこと堀内護さんが9日、胃がんのため東京都内の病院で死去したことが11日にわかった。65歳だった。
堀内氏のフェイスブックでは、「ここ数ケ月の短い闘病生活ではございましたが、思いのほか病魔の進行が早かったために、手当ての甲斐なく永眠致しました。安らかに眠るような旅立ちでした」と報告された。葬儀・告別式は近親者のみで行われたという。
関係者によると、堀内さんは昨年末ごろに体調を崩し、手術をしたが回復が思わしくなく、「腹痛で歌うことも難しい」と話していた。
堀内さんは70年に、故日高富明さん、大野真澄(65)とともに「ガロ」を結成。美しく力強いハーモニーと独自のファッションセンスで一世を風靡した。76年の「ガロ」解散以後は、オートテニス経営など音楽活動から離れていた時期もあったが、2007年に本格復帰。
昨年には「ガロ」解散以来37年ぶりとなるアルバム「時の魔法」(マーク from GARO名義)を発表して世間を驚かせた。
同アルバムリリースにあわせて、同7月から堀内さんは本紙サラリーマン面で「元ガロ・マークの人生はメリー・ゴーランド」を連載。“空白期間”や衰えぬ音楽への情熱を明かし、今後の創作意欲を燃やしてファンを喜ばせていた。
「過ぎ去っていく“時”に人は手が出ません。だからこそ人は“今”を大切に生きなければならないのではないでしょうか」
ギターを片手に穏やかな表情でマークさんは語っていた。












