ボートレース徳山のGI「第64回中国地区選手権」は13日、予選2日目を終了した。

 ここまでは地元Wエース格の白井英治(44=山口)と寺田祥(42=山口)が絶好調だ。特に白井は2日目6Rで6号艇(5コース)からのまくり差しで突き抜け、役者の違いを見せつけるなど3連勝。昨年10月に師匠だった今村豊さんが現役を引退。今大会は「レジェンドを越えろ」がキャッチコピーになっているが、ここまではそれ以上の活躍といっても過言ではない。

 そこでもう1人、注目したいのが同じく今村さんの弟子だった末永祐輝(33=山口)だ。

 序盤戦のここまでは5、2着といささか出入りの激しい結果となっているが、初日2Rは6号艇で出走して、当地の取り付け最大角度となるチルト2度までハネ上げ、5着に終わったものの、スリット後は他艇よりも半艇身くらい伸びていた。

 2着だった2日目4Rも、2コース艇がフライングを切ったことで、攻め切るには至らなかったがチルトは0度でも、初日同様、舟半分くらいのぞいて行った。異なるチルト角度でレースをしても、伸びたということはプロペラ調整に正解を出しているとみていいだろう。

「(スタートも)フルダッシュではなかったのに伸びましたね。2日目は初日よりバランスを取った調整にしたけど、それでも伸びは目立っていると思う」と、エンジン34号機はわずか2連対率25%しかないが、信じがたいくらいの仕上がりになっている。

「白井さんにも調整面やレースでのアドバイスをもらっています」と今村グループ一丸となっている点も心強く、末永もレジェンドの後継者として、名乗りを上げたい気持ちは強い。

 特に3日目は1号艇(1R)、4号艇(7R)と速攻派の末永にとって自信を持っているコースが濃厚。大幅ポイントアップを果たして、予選突破への道筋をつけたい。