「とんねるず」の木梨憲武(56)が18日、日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・00)に生出演し、アート制作のきっかけがバラエティー番組だったと打ち明けた。
絵や彫刻などにハマり、最近は国内ばかりか海外でも個展を開催するなど、アーティストとしても活動する木梨。番組ではアトリエでの様子や、海外の個展の盛況ぶりを紹介した。MCの加藤浩次(48)の絵心があったかの質問には「小学生のとき、教科書パラパラ漫画を書いていた」と、ありがちなスタートだったと答えた。転機になったのは自身のバラエティー番組だという。同局系「とんねるずの生でダラダラいかせて!!」の絵画企画で、木梨は岡本太郎さんをまね、「芸術家・木梨憲太郎」としてパリで現地のアーティストと対戦して勝利。「それから俺の勘違いが始まった」と話した。
アート活動について「自分は兄弟・親戚と鉛筆、色鉛筆、絵の具大会と楽しみながらやってきた。アートは難しいかもしれないけど、こういう入り口でもいいと思う。自分で描いて気に入った作品を自宅に飾って『いいなあ!』という、こういうとっかかりでいい」とコメントし、新作2点を紹介した。
また、16年ぶりの主演映画「いぬやしき」が、ベルギーで開催された第36回ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭のインターナショナルコンペティション部門でグランプリを獲得。トロフィーを披露した木梨は「おっさんのヒーローを演じ、すごいですねと言われるけど、ほとんどがCG映像」と笑わせた。「同世代のおっさんに見てもらいたい」と呼びかけた。