函館競輪場でGⅡ「第17回サマーナイトフェスティバル」が16日、開幕した。初日の予選8Rで1着となった佐藤慎太郎(44=福島)は、レース後に感じていたプレッシャーの意味を語った。奥深い勝負の世界の神髄が、ここにある。
今、何を考え、感じて生きているのか、それが込められた予選8Rだった。「オレだけ予選スタートだったからね」。選考規定によりS班でただ一人の特選漏れ。そのプレッシャーがあったが、きっちりとはねのけて1着を手にした。プレッシャーというものは…。
「プレッシャーだったけど、それがモチベーションにもなった。負けることに慣れると肉体的にもつらくなって、練習や苦しいところで、一歩、を踏み出せなくなるんで」
落ちていく怖さを知り抜くベテラン。大ケガで低迷したこともある。だからこそ、強くあり続ける、勝ち続けることの重要さを知っている。「今年も来年も赤いパンツを履いていたい」という気持ちを勝利につなげた。厳しい状況にあって感じるプレッシャーを力に変えること。それが込められた一走だった。
準決8Rは岩本俊介(37=千葉)に前を任せる。岩本は「久留米記念の準決で(佐藤と連係して)失敗しているので」とリベンジの構え。その思いに応えて決勝進出は外さない。












