熱戦の続いたボートレース徳山のGⅠ「徳山クラウン争奪戦 開設68周年記念」は13日、佳境の準優3番勝負を終了。いよいよ14日は最終日を迎え、12Rで優勝戦が争われる。

 その大一番で穴候補に挙げたいのが大上卓人(30=広島)だ。

 注目の準優勝戦10Rは、1号艇・魚谷智之(45=兵庫)がすんなり逃げ切りを決め、これを追う展開。大上は2コースまくりに打って出た茅原悠紀(33=岡山)に対して4コースから差してバック併走へ。さらに大外から最内へ切り込んだ上平真二(47=広島)が、大逆転を狙って2Mで突進気味のターンを仕掛けた。

 それでも大上は「上平さんは結構シビアにくる選手なんで…。2Mのあの展開は頭の中にはありました」と慌てず騒がずの全速戦を展開。結果的に「思った以上に(上平さんの)勢いがすごくて…」接触されてしまったものの、「準優戦の水面は潮が引いていて乗りやすかったし、4日目からいい調整もできている。出足、一瞬の足が良かった。握ったぶんもあるけど(接触にも)堪えられたんだと思う」と2着を取り切り、見事に優勝戦進出を決めた。

 これで徳山では2月の中国地区選手権(6着)に続くGⅠ連続優出となり「好きな水面だし相性はいい」と笑顔がはじけた大上。「自分に流れは向いていると思うし、チャンスもあると思う。GⅠ初優勝を目指して頑張ります」と、ひそかに闘志を燃やしている。