広島が3年連続となる〝眼前胴上げ〟を阻止した。3日の阪神戦(マツダ)に6―4で勝利。敗れるか引き分ければ阪神の球団初となるリーグ連覇が決まる一戦で、一時は3点を追う展開となったが、執念の逆転勝ちで今季の本拠地最終戦を白星で飾った。
広島にとっては、何としても避けたい光景だった。一昨年の2024年9月28日には、本拠地マツダスタジアムで巨人に1―8で敗れ、巨人のリーグ優勝決定を目の前で見届けた。昨年9月7日も甲子園で阪神に0―2で敗れ、阪神のリーグ優勝が決定。2年連続で相手の胴上げに立ち会っていた。
今年も阪神の優勝マジック「1」で迎えた一戦。広島は2回、森下、石原の連打から中村奨の適時二塁打で先制した。ところが、先発の森下が3回に坂本の10号ソロ、佐藤の39号3ランを浴びて1―4と逆転された。
それでも、その裏に菊池、坂倉の連打などで二死一、二塁とすると、末包が左翼席へ2号3ラン。9月18日に一軍昇格した大砲の今季本拠地初アーチで、一気に4―4の同点に追いついた。
森下は5回5安打4失点で降板したが、6回からターノック、遠藤、大瀬良が1イニングずつを無失点。すると8回、ファビアンの右前打から代走・辰見を送り、石原の犠打、ドリスの暴投で一死三塁とし、中村奨が中前へ勝ち越し適時打を放った。さらに坂倉も右前適時打で続き、6―4とリードを広げた。中村奨は5打数3安打2打点と勝利をけん引した。
9回は森浦が安打と四球で走者を背負いながら無失点で締め、26セーブ目。2年連続で相手の優勝決定を目の前で見届けてきた広島が、3年目は意地を見せ〝眼前胴上げ〟を阻止した。












