個性派イケメン俳優・黒田勇樹(39)が、昨年7月に地下アイドルグループ「Nyan7」のメンバーで女優としても活躍する珠居ちづる(29)と結婚(再婚)し、1児(男児)の父となっていたことが、本紙の取材で分かった。23日に誕生日を迎えた黒田は同日、本紙に喜びを語った。

 --出会いのきっかけは?

 黒田 舞台での共演です。

 --彼女のどこにひかれましたか?

 黒田 芝居の話を永遠にできるところですね。

 --お子さんへの思いを教えてください

 黒田 奇跡みたいなタイミングで生まれてきてくれたので、元気に育ってくれればそれ以上は何も望みません。

 --お子さんにどうなってほしいですか?

 黒田 太陽王と呼ばれたルイ13世と同じ「魔歯が2本生えて生まれた」ので、世界を導く“覇王”になってほしいです。でももう、動いてるだけでお父さんを癒やしてくれるので、なんでもいいっちゃいいです。

 --コロナ禍で親子3人どう暮らしていますか?

 黒田 僕は東京で一人暮らし、妻は実家で子育てという状況なので、会いに行く時は人ごみを避け、手洗いうがいを徹底しています。

 --せっかくの才能をお酒でつぶしてきたという印象があります。断酒されましたか?

 黒田 俳優引退と復帰のタイミングで3年ほど完全に断酒していました。今は“うまく付き合ってる”という感じです。

 --とてもモテると思うのですが、もうほかの女性に興味はなく“家庭一筋”ですか?

 黒田 今までは、モテたくて頑張ってモテているフリをしていたので、肩の荷が下りた気分です。

 --ご自身は劇団「令和反戦楽団」を主宰されていますが、今後の活動予定は?

 黒田 今は状況が状況なので、財力もない自団体の活動については、焦らず状況を見守ろうと思っています。でも、奥さんが僕の作品のファンだと言ってくれるので“作る仕事”は続けられたらいいなと思ってます。

 --最後にファンに伝えたいことがあれば教えてください

 黒田 どうだ! 俺の人生面白いだろ!
 
 --このたびは誠におめでとうございました!

 黒田は1歳の頃から子役として活動。大ヒットドラマ「人間・失格~たとえばぼくが死んだら」(TBS系、1994年)のいじめっこ役や、「ひとつ屋根の下2」(フジテレビ系)、特撮の「仮面ライダー」シリーズで仮面ライダーグレイブ役を演じたことで知られる。

 だが、2012年にタレントの中村瑠衣(34)と結婚すると、入籍後わずか1か月半で中村がDV被害を告発。黒田も中村からDVを受けたと反論し、泥沼の争いの末、1年もたたずに離婚した。

 黒田は寂しがり屋の面があり、仕事がうまくいかない時期には、酒やギャンブル、女性におぼれたことがあった。一時は芸能界を引退し“ハイパーメディアフリーター”と称してバイト生活を送っていたが、独特の雰囲気と才能を惜しむ周囲から次第に声がかかるようになり、舞台を中心にマイペースで活動を続けている。