女優の木村多江、味方良介、坂口涼太郎らが2日、東京・紀伊國屋ホールで行われた紀伊國屋書店創業100周年記念公演の舞台「わたしの書、頁を図る」(7月3日~19日)の公開ゲネプロに登場した。
本作は、常連客の様子を〝妄想〟する図書館職員・柳沢町子(木村)を中心に送る、ヒューマンエンターテインメント。ある日現れた自主映画を撮っている青年(味方)が現れ、運命を大きく動かしていく。
この役は木村を当て書きしたもの。木村は演じる中で「私とは違う人間だけど、だんだん町子になってきた」といい、「私と町子が心の中で戦う状態になっている」と明かした。
さらに、役にちなんで「私は妄想癖がある」と告白。「道を歩いている人や木々に、アフレコして車に乗ったりする。町子の妄想している感じは、すごく私」とはにかんだ。
改めて作品を「静かなはずの図書館が大カオスになっていく。騒々しくて楽しくて笑える、なのにちょっと切ない」といい、「タイトルの『図』ってなんだろう。この意味と、自分の図る世界を探していただきたい」と呼びかけた。
共演者によると「荒れ狂う木村多江」が見られるという。坂口は「私たちが見たかった木村さんが全部詰まってる。最後までくぎ付け」といい、味方は稽古場へ向かう木村を目撃。「大股で早歩きでさっそうと歩いていた。こんな木村多江見たことない」と明かした。
また、坂口は「テナーサックスを演奏します」とアピール。「吹き替えではございません。ジャズプレーヤーぐらい吹き鳴らすので、それだけでチケット代のいくらかになれたらな」と力を込めた。












