UFO研究家が、スティーブン・スピルバーグ監督の新作「ディスクロージャー・デイ」について、内部告発者証言の真実を捉えていると主張している。米メディア・FOXニュースが16日、報じた。

 米下院で2023年以降毎年行われているUFO公聴会や、5月8日からこれまで3回行われてきたトランプ政権による「UFOファイル」公開。米国で12日に公開された映画「ディスクロージャー・デイ」が現実世界と不気味なほど重なり合っている…そんな見方を、ベテランUFO研究家が示している。

 ドキュメンタリー映画製作者で、米国を拠点とする最古の民間UFO研究機関「ミューチュアルUFOネットワーク(相互UFOネットワーク=MUFON)」の現地調査員を務めたジョシュア・ゴレンベスケ氏は、FOXニュースに対し、この映画で描かれるテーマは、実際に米議会で行われたUFO内部告発者の証言と直接重なるものだと語った。

 ゴレンベスケ氏は、スピルバーグ氏が実際の内部告発証言を作品に反映させたことに驚きを覚えたという。また、映画が宇宙人を脅威ではなく友好的な存在として描いている点を高く評価した。

「彼は正しいことをした。メディアが広めてきた恐怖ではなく、実際の出来事や実際の情報を基に映画を作ったからだ」と同氏は述べた。

エミリー・ブラントのゴージャスドレス姿(ロイター)
エミリー・ブラントのゴージャスドレス姿(ロイター)

 さらに、映画には幼少期の遭遇体験がUFO文献に記録されている形で描かれている場面があるという。そこでは宇宙人が「スクリーン・メモリー(偽装記憶)」を使い、自らをフクロウやシカなど普通の動物に見せるとされている。

 ゴレンベスケ氏は「子供が奇妙な体験を思い出すと、『なぜ部屋にフクロウやシカがいたのだろう』と考える。そして『森へ連れて行かれ、おとぎ話のような光に満ちた家へ入った』と記憶する。実際に起きていたのは、宇宙人が部屋に現れ、その子を森のどこかにあるUFOや宇宙船へ案内していたということだ。信じがたい話に聞こえるが、こうした報告は何十年にもわたって続いており、この映画はその事実に光を当てようとしている」と指摘した。

 スピルバーグ氏は最近のインタビューで、UFO問題について「考えを改めた」と明かし「信じる人々を信じるようになった」と語っている。