落語家の桂三四郎(44)が「桂三四郎チャレンジ with おぼん&醸―KAMOSHI―」(9月19日、東京・かつしかシンフォニーヒルズアイリスホール)を開催する。大先輩にあたる漫才コンビ「おぼん・こぼん」のおぼん(77)とともにチャレンジすることの大切さを語った。
今回開催されるイベントのキャッチコピーは「落語と音楽 奇蹟のコラボ」。三四郎の落語ショーに加えて、おぼんとトロンボーンアンサンブル「醸―KAMOSHI―」による演奏なども披露される。トロンボーン演奏をバックに三四郎が「昭和の曲」を、おぼんが「令和の曲」をそれぞれ歌唱する企画も見どころだ。
一見、異色の組み合わせのようにも思えるが、三四郎の師匠で落語界の重鎮・桂文枝(82)はすでにその〝先駆者〟だという。
三四郎は「文枝師匠も昔、自分の独演会にピアニストを呼んで、音楽コントショーみたいなことをやっていました。今回のイベントも文枝師匠が出る可能性、ありますね」と期待を込めた。
一方で、三四郎からこぼん(77)のサプライズ出演があるかを尋ねられたおぼんは「(こぼんが)来たら、俺が帰る」と首を横に振る。コンビは〝不仲〟で、2021年のTBS系「水曜日のダウンタウン」で〝和解〟して注目されたことで知られる。
おぼんはトロンボーン歴30年。子供のころに見た映画「グレン・ミラー物語」(1954年)に影響を受けてトロンボーンの魅力にハマった。「どうしてもトロンボーンをやりたい」との思いから、46歳で始めたといい「ここだけの話ね。寝る前に相方のことを思い出してイライラする。そういう時にトロンボーンの音色を聞いてるんです」と明かした。
イベントのタイトルにちなんで「今後チャレンジしたいこと」も語った。
おぼんは「もっと売れたい。ジジイになっても夢を追い続けたい」と切り出す。ベテラン漫才師によるコンテスト「THE SECOND 2026」(フジテレビ系、2月13日~5月16日)にも出場予定だったことを告白した。
しかし、エントリー直前になってこぼんから「絶対出ぇへん」と言われてしまったそう。
「俺は出たかったんや。本当に出るつもりでネタも全部考えてたんです。なのに『絶対に出ない』って…。それ以来、また嫌いになった」と〝不満〟を爆発させた。
落語家として経験を積んできた三四郎は、大先輩おぼんとの共演に緊張しつつ「新たな発見がある、化学反応が起きそうなイベント。年代問わず楽しんでいただきたい」とアピールする。
おぼんも「本当に文枝師匠が来てくださるなら、もっとお客さんもビックリする」とうなずく。「全力で三四郎をサポートするという形でやっていきたい。まだまだチャレンジしていきたい」と意欲を見せた。
☆かつら・さんしろう 1982年2月24日生まれ、兵庫県出身。師匠の桂文枝のCDをきっかけに2004年に入門。落語家、講談師のユニット「セブンエイト」のメンバー。同ユニット主催のイベント「7時だヨ!8人集合」に出演している。
☆おぼん 1949年2月2日生まれ、大阪府出身。65年にこぼんと「おぼん・こぼん」を結成。80年に日本テレビ系「お笑いスター誕生!!」で10週連続で勝ち抜きグランプリを受賞した。













