【SKE48運営トップ3インタビュー(5)】アイドルグループ「SKE48」の本拠地となっているのが、名古屋・栄にある「SKE48劇場」だ。2008年10月5日に「PARTYが始まるよ」公演がスタートして以来、グループ活動の中心となっているが、昨年3月に株式会社ヨドバシホールディングスがSKE48劇場が入っている商業ビル「サンシャインサカエ」を買収。家主が変わったことでSKE48のホームに影響はあるのか? 運営トップ3(SKE48の親会社・株式会社KeyHolderの大出悠史社長=43、株式会社SKEの北川謙二代表取締役社長=46、大山武志代表取締役=54)を直撃した。

 ――SKE48の活動では劇場公演が核となっていますが、ファンの間で心配されているのが、SKE48劇場が入っているビル(サンシャインサカエ)が昨年3月、ヨドバシカメラを傘下に持つヨドバシホールディングスに買収されたことです。これによって影響が出ることは?

 大出 (株式会社KeyHolderの)株主総会でも同様の質問をいただいているので同じ回答になりますが、現段階でヨドバシカメラさんから賃料の値上げだったり、いついつまでに出ていってほしいといった提示をいただいたりしたことはございません。SKE48劇場は定借(定期借家契約=貸主と借主が契約期間をあらかじめ定めて、その期間が終わると原則として契約が終了となる賃貸契約)でやっています。定借後も基本的には延長をお願いするつもりでいます。ただビル自体の老朽化だったり、劇場施設の老朽化というものもある。場合によっては新しいところに移転をして新劇場としてやっていくという部分も想定の中では選択肢としてある状況です。まさにこれからヨドバシカメラさんと話し合いを始めようかというところです。我々の構想とマッチングするものができるのならば新たな展開を含めたところも考えていこう思っていますが、現時点ではまだ何も話をしていない状況です。

 ――定借期間はいつまでですか

 大出 3年後です。

 ――もしヨドバシホールディングスから3年後、出て行ってほしいという話があった場合は新たな劇場をつくる

 大出 もちろん劇場の良さというところは感じていますから、今の段階ではそう考えています。ただ3年後は時代がどうなっていくかわからない。劇場は固定費がかかりますし、その中で本当に専用劇場を持っていることがいいのか、あるいは他のライブハウスを借りながら劇場公演を行っていく方がいいのか、新しい劇場をつくる方がいいのか、いろいろなパターンを今、考えています。でも先ほど申し上げたように劇場の良さや魅力というものを僕らも十分理解しています。総合的にファンの方がSKE48を応援してくださるうえで最良の形になるよう吟味しながら慎重に決めていくという形になると思います。

 ――ちなみに劇場公演というのは利益になっているんですか

 大出 何らかの要因で休みが多くならない限りマイナスにはならないですね。それに赤字になったからといって劇場をやめた方がいいとかそういう考えは全く持っていないです。ですから劇場の収支どうこうという部分は軸ではありません。SKE48の活動の中心は劇場公演です。やはり劇場があるからこそ、SKE48は熱いファンに支えられていると思っています。

 北川 劇場公演がSKE48の活動の中心であるあることは今後も変わりません。

 大山 これからも劇場公演を大切にしていくつもりです。