HKT48の3期生でチームHの栗原紗英(くりはら・さえ=29)は、新体操で培った身体感覚を武器に、しなやかな表現で存在感を示してきたメンバーだ。私生活では野球観戦やゴルフなどにも親しみ、活動の幅を広げている。ステージでの表現力と日常の素顔、その両面から現在の姿に迫った。

 ――もともと新体操の経験があるが、今もプラスになっている

 栗原 すごく生きていると思います。姿勢だったり、指先や爪先までの意識だったりは新体操で身についたものなので、ダンスでも自然とそこは意識しています。大きく動くことよりも、どういう〝線〟で見せるかというのは常に考えていて、しなやかさは自分の中でも大事にしている部分です。

栗原紗英のチャームポイントは「まつ毛」
栗原紗英のチャームポイントは「まつ毛」

 ――ダンスやパフォーマンスで意識している体のポイントは

 栗原 首から肩、腕のラインですね。正面からだけじゃなくて、横や斜めからどう見えるかも意識しています。細かい部分ですけど、角度やタイミングで印象が変わると思うので、そういう積み重ねを大事にしています。

 ――チャームポイントは

 栗原 まつ毛です。学生の頃、まつ毛が上がっていることで学校で注意されることがあって、その時は嫌だったんですけど、今はチャームポイントかなと思えるようになりました。何もしていないのに上がっているので、今は前向きに受け止められるようになりました。

 ――よく野球観戦に行っているが、きっかけは

 栗原 おじいちゃんが野球が好きで、一緒に見ることが多かったのがきっかけです。小さい頃は正直あまり興味がなかったけど、だんだん面白さが分かってきて、今は自分から見るようになりました。

 ――野球のどんなところに引かれているか

 栗原 チームで戦うところですね。誰か一人じゃなくて、みんなで流れをつくっていく感じがすごく好きです。チームで流れをつくるところが、HKT48とも重なる部分があるなと思って、そこにも引かれています。

 ――ソフトバンクを応援するために球場にも足を運んでいる

 栗原 はい。おじいちゃんの影響もあって、ずっと見てきたので応援しています。福岡はもちろん、甲子園にも行きました。福岡ならお仕事の後に途中からでも行ったりしていて、球場でしか味わえない空気や音が楽しいです。

 ――メンバーと一緒に観戦することもある

 栗原 市村愛里ちゃんが野球が好きなので、一緒に行くようになってから、さらにハマりました。席が後ろの方でも、球場で見られるだけで楽しいですし、応援しに行く時間もすごく好きです。

 ――ゴルフを始めたきっかけは

 栗原 小さい頃におじいちゃんに連れて行ってもらったことはあったけど、本格的に始めたのは最近です。市村愛里ちゃんがゴルフのユーチューブ企画をやっていて、それを見たり、スイングを見てもらったりしながら取り組んでいます。

 ――ゴルフの面白さは

 栗原 思った通りにいかないところですね。力だけじゃなくて、タイミングや感覚も大事で、やればやるほど難しいなと思います。でも、その分うまくいった時がすごく楽しくて、そこにハマっています。

 ――最近の成長や変化を感じたことは

 栗原 朗読や舞台に挑戦させていただいたことで、表現することの幅が広がったと思います。撮影も含めて、その場に合った表現を考えるのが楽しいなと感じるようになりました。

 ――グループでの役割をどう捉えているか

 栗原 HKT48をこれまで見てきた中で、大事にしてきたものを後輩に伝えていきたいと思っています。曲の意味や表現の背景は、言葉にしないと伝わらない部分も多いので、リハーサルなどでも伝えられることは伝えていきたいです。

 ――後輩との関係で意識していることは

 栗原 コミュニケーションは大事にしています。最初は話しかけづらいと思われることもあるみたいなので、自分からフランクに話すようにしています。

 ――福岡への思いは

 栗原 福岡で生まれ育ってきたので、大好きな場所ですし、HKT48の劇場があることも大きな支えです。地元の友達が応援してくれたり、支えてもらっているなと感じることも多いです。

 ――活動を続けていて良かったと感じる瞬間は

 栗原 いろんな方と出会えることですね。昔ファンだった方がまた会いに来てくださったり、人生の報告をしてくださったりすることもあって、そういうつながりがすごくうれしいです。

 ――今後の目標は

 栗原 個人としては選抜に入りたいという気持ちもありますけど、それ以上にグループで歌番組に出たり、大きなステージに立ちたいという思いが強いです。

 ――ファンにメッセージを

 栗原 ここまで続けてこられたのは、ファンの皆さんの支えがあったからだと改めて感じています。これまで出会ってくださった方も、これから出会う方も含めて、すべての出会いに感謝しながら、これからも活動していきたいです。