27日のフジテレビ系ドラマ「銀河の一票」第2話で、永田町と家庭から追放された主人公の元与党幹部秘書・茉莉(黒木華)がさらなる窮地に追い込まれた。

 自身が秘めていた東京都知事になる夢を、ワケあってスナックのママ・あかり(野呂佳代)に託す物語。その原因は、秘書として仕えていた与党幹事長の父・鷹臣(坂東彌十郎)の疑惑を探ろうとして、逆鱗に触れたことだった。

 鷹臣から家も職も奪われた茉莉に追い打ちが。大学院修士課程修了後の留学費用とこれまでの生活費として計1400万円を支払うよう求められた。それを伝えに来た先輩秘書の雫石(山口馬木也)からも捨てゼリフが放たれた。

「今後あのようなことをなさるなら、ご自身がつけているものとは別の色になさった方がよろしいのでは」

「え?」とけげんな表情の茉莉に、「口紅」と雫石は付け加えた。〝しまった〟と悔やむようにして茉莉は目を閉じた。

 20日の第1話で茉莉は、鷹臣の過去を調べるために策を弄した。雫石が日々の行動を記したノートが保管されているロッカーの鍵を入手。雫石のスーツの襟に口紅を付着させ、メーク落としでぬぐい取ると言って上着を預かり持ち去った。ポケットに入っていた鍵のスペアを急ぎで作ってもらい、ノートを見ることに成功。結果、疑惑は張れなかったのだった。

 もともとこの行動は、同僚の「スーツ背中に鳥のフン」からひらめいたように描かれていた。スーツを預かるまでの経緯も一方的。雫石が疑問を抱いても無理はない。とはいえ、付着した口紅を雫石が見たのはほんの一瞬。その後は、紅が落とされたスーツを返却されている。それで紅の主が茉莉と分かったのなら、相当な〝目利き〟だ

 X(旧ツイッター)では「やっぱり」と腑に落ちた声も。「バレてたんだ~」といった感嘆系、さらには「さすがは、幹事長政策秘書」「雫石さん、恐るべし」とその能力に恐れ入った反応も。実際にいてもおかしくなさそうな凄みある秘書ぶりに「淡々としすぎてて怖い、今までもこうやって辞めていった人間がいたんだろうな」「山口馬木也さん、この役すごくハマってる」の受け止めもあった。