8日のフジテレビ系ドラマ「LOVED ONE」初回で、瀧内公美が主演ディーン・フジオカのバディー役として出演し、近年演じてきた「強い女」とは違ったキャラクターを見せた。

 同作は、厚労省主導で設けられた法医学専門チーム「MEJ」を舞台にした法医学ヒューマンミステリー。日本と異なり米国では、法医学者であるメディカル・イグザミナ―(ME)が死因究明に必要な範囲で捜査権を持つ。米国でMEとして長く活躍した水沢(フジオカ)を招き、日本でMEJを試験運用することに。厚労官僚の桐生(瀧内)がセンター長を命じられ、バディーを組むことになった。

 まさかの人事に「何で私が左遷。できるワケがない」と恋人の拓実(草川拓弥)に愚痴る桐生。現場に出れば堂島(山口紗弥加)ら刑事に煙たがられ、名前でなく「責任者」としか呼ばれない。解剖に立ち会えば「官僚は現場を知らない」と言われる。

 ため息、しょぼくれ、嘆きの桐生が息をつけるのが、拓実の前。「あ~疲れた」と言いながら、棒立ちの体を真横にバッタリ倒し「左遷だけでも屈辱的だったのに、現場出たらさらに屈辱的。本当に何もできない」。体を起こすと、また直立してバッタリと横倒れした。後輩官僚の拓実はそんな桐生を笑顔で見ていた。

「新空港占拠」「放送局占拠」(いずれも日本テレビ系)では、行動力があり正義感が強く、物おじしない警察捜査官・本庄を演じた瀧内。NHK連続テレビ小説「あんぱん」では〝腑抜け〟な生徒を「ボウフラ」呼ばわりする怖い教師役で、今田美桜演じるヒロインは軍国少女化していった。

 そんな役柄から一転して〝憂き目に遭う〟系キャラクターに。X(旧ツイッター)では「『できる女』瀧内公美が珍しく『できない女』を演じ、なかなか魅力的」「瀧内さんちょっとコミカルでいい」などと好評を呼んでいる。