麻薬取締法違反(使用)の罪で東京地検に起訴された「XG」の元プロデューサー・SIMONこと酒井じゅんほ被告(39)が25日、自身のインスタグラムを更新。謝罪するとともに「XGのメンバーには一切の落ち度はございません」と訴えた。

 酒井被告は、SIMON名義で「皆様へ」と題した文章を掲載。

「この度は、私の身勝手な行動により、関係者の皆様、ファンの皆様をはじめ、多大なるご迷惑とご心配をおかけいたしましたこと、深くお詫び申し上げます」と謝罪。「長年にわたり私の活動を支え、信頼を寄せてくださった皆様の期待を裏切る形となってしまい、己の至らなさを深く反省しております。今回の事件を重く受け止め、自らの行動がいかに社会的な責任を欠き、応援してくださっているファンの皆様の想いを踏みにじるものであったかを痛感しております。弁明の余地はありません」とつづった。

 この日、契約を結んでいたエイベックス社は「サイモン氏に関しては契約解除いたしております」と、酒井被告とは事件発覚後、契約解除済みであることを報告した。

 XGメンバーは現在、ワールドツアー中だ。

 酒井被告は「今回の件はすべて私個人の責任であり、XGのメンバーには一切の落ち度はございません」とし、「彼女たちは、常に真摯に音楽活動に向き合い、世界中の皆様に素晴らしい音楽を届けるべく、日々尽力しております。身勝手なお願いではございますが、どうかXGのメンバーに対しては、今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます」と訴えた。

 自身の今後については「自分が起こしてしまった事の重大性を受け止め、二度と同じことを繰り返さないことをここに固く誓います」と宣言。「私は、今回のことで、自ら会社の代表を辞任する決断をしました」と明かし、「もっとも、今回のことを単なる失敗や後悔で終わらすことなく、失った信頼を取り戻すため、もっと強い人間となり、 人生をかけて、自分自身ができる償いを全うできるよう、全力を尽くす所存です」と伝え、最後に「改めまして、関係各所の皆様、そして応援してくださった皆様に対し、心より深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

 この日、酒井被告は勾留先の東京湾岸警察署から保釈された。

 起訴内容によると、酒井被告は2月下旬、愛知県内のホテルでコカインを使用したとしている。地検は同法違反(所持)容疑については不起訴(嫌疑不十分)とした。

 午後7時30分頃、酒井被告は黒のスーツで警察署から出ると、「すみませんでした」と小声で謝罪し、15秒ほど深く頭を下げた。取材陣から「ファンの方に一言お願いします」と声がかかったが、酒井被告が答えることはなかった。