ロックバンド「LUNA SEA」が12日、東京・有明アリーナで行われた単独公演で1万2000人を動員。大腸がんと脳腫瘍を患いながらこの日のステージで復帰を目指していたドラマーの真矢さん(享年56)を感じさせる演出の数々にファンは涙した。

 真矢さんが今年2月17日に亡くなってから初めてのライブ。ステージには、真矢さんが叩く予定だったYAMAHA製のドラムセットが置かれ、オープニングは、真矢さんのラストステージとなった昨年2月の東京ドーム公演などの映像が流れた。

3月12日に解禁されたLUNA SEAの新アーティスト写真、真矢さんの姿も
3月12日に解禁されたLUNA SEAの新アーティスト写真、真矢さんの姿も

 ボーカルのRYUICHI(55)は「今日までいろんなことがあったけど、(真矢さんが)ずっと支えてくれて、今も共にいるんだと思います。献花式にも来ていただきてありがとうございます。絶対に喜んでいると思います」とファンに感謝すれば、ベースのJ(55)も「絶対にいるよ! 必ずどこかで見てくれてる」と確信。ギターのSUGIZO(56)は「まったく、先に行っちゃいやがって…冗談じゃないよ」と悔しさを吐露しつつも「真矢はいます。これからも俺たちは真矢と全力で突っ走っていくので、よろしくお願いします」と呼びかけた。

 17曲目「HOLY KNIGHT」を披露した後には、5月29日から始まる22都市33公演の全国ツアー開催と、真矢さんも写っている新アーティスト写真を発表。RYUICHIは「過去最強のツアーにしたいと思います!」と宣言。また、ライブに向けたスタジオリハーサルでドラムを叩く真矢さんの姿も映し出された。