2023年に放送されたNHKの朝ドラ「ブギウギ」で幼少期のヒロイン・花田鈴子を演じた女優・澤井梨丘が3日、大阪市内で行われた「令和7(2025)年度大阪文化祭賞受賞者の決定、および贈呈式」に出席した。

 同賞は、大阪の文化振興を育むことを目的に1963年に創設。大阪府内で行われた公演の中から優れた成果をあげた作品を第1部門「伝統芸能・邦舞・邦楽」、第2部門「現代演劇・大衆芸能」、第3部門「洋舞、洋楽」に分けて審査し、それぞれに「大阪文化祭賞」と「大阪文化祭奨励賞」を選出し、表彰している。

 今回「大阪文化祭賞」を受賞したのは、「爽秋文楽特別公演『曾根崎心中』」で人形遣いの吉田一輔、舞台「屋上のペーパームーン」で劇団・くじら企画、コンサート公演「曲がった家を作る人―故郷に響く西村朗の音楽」を上演したあいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール、住友生命いずみホールおよび(公財)日本室内楽振興財団が受賞した。

 「大阪文化祭奨励賞」を受賞した澤井は、大阪松竹座で上演された「じゃりン子チエ」に出演。主人公の少女・竹本チエを魅力たっぷりに演じ、舞台をけん引。今後ますますの活躍を期待したいとし、表彰に至ったという。

 賞状を受け取った澤井は「今回、このような栄誉ある賞をいただき、本当にありがとうございます。この賞をいただく事ができたのも『じゃりン子チエ』の共演者の方々、スタッフの方々、演出の方々、そして応援してくれたお客さまのおかげだと思っています。ありがとうございます。この賞をいただいたことを胸にこれからの活動をより一層頑張りたいです」と意欲を見せた。

 同公演に花井拳骨役で出演していた赤井英和は、祝電で「審査員の先生方は、やっぱりよく見てはるわ。梨丘さんは、あの松竹座を連日満員にしたんや。演技よし歌よし踊りよし、ほんま梨丘さんは大阪の宝やで。大阪のこれからの文化発展に貢献するっちゅうねん。これからも応援してるで!」などと絶賛。

 赤井の祝電を聞いた澤井は、満面の笑みで「大好きな赤井さんにうれしい言葉をおっしゃっていただけて、ニヤニヤが止まりませんでした。(赤井の祝電の中で印象に残っていたのは)『演技よし歌よし踊りよし』と言ってくださったことです」と感想を述べた。