今週末に劇場公開される米ファーストレディ、メラニア夫人に焦点を当てたドキュメンタリー映画「メラニア」の前売りチケットが全く売れず、欧米メディアは大コケする可能性を指摘している。

 配給元のアマゾンが4000万ドル(約61億円)を投じて製作した同作品は、30日に世界約30か国の劇場で同時に封切られ、全米では数百スクリーンで上映される予定。ところが、初日上映分の予約でさえ、ほとんど空席のままだという。

 例えば、フロリダ州ジャクソンビル都市圏で最も混雑する映画館では、同日午後9時55分の上映分はまだ1枚も売れていないと英紙デイリー・エクスプレスは伝えた。

 さらに、あるXユーザーは、ジョージア州アトランタで同日午後3時30分上映分が全て空席の予約画面を共有し、「アトランタでは初日の売り上げゼロか。劇場は大盛況」と皮肉たっぷりに投稿した。

得意げに自分の映画をアピールするメラニア夫人(ロイター)
得意げに自分の映画をアピールするメラニア夫人(ロイター)

 一方、欧州最大の映画館運営会社Vueのティム・リチャーズCEO(最高経営責任者)は英紙テレグラフに対し、英国でも同作品への関心は「今のところ低調」だと述べ、ヒットしそうにないとの見方を示した。

「メラニア」はトランプ大統領の2度目の大統領就任直前の20日間におけるメラニア夫人の動向を追った記録。「ラッシュアワー」シリーズや「X―MEN:ファイナル ディシジョン」のブレット・ラトナー監督がメガホンをとった。