◇田中瀬里奈(20)埼玉支部134期
昨年5月に戸田でデビューしてから1年7か月。まだ1着はないが、2節前の蒲郡で3着に食い込み3万2520円の高配当を演出した。
北海道出身。ボートレース場はなく、北海道出身のボートレーサーは8人しかいない。そんな環境の中でレーサーを目指すきっかけとなったのは全国各地で行われていた選手募集のイベントだった。
「中学3年生の時にイオンモール旭川で行われていたボートレースのイベントで体力測定(握力、垂直飛び、背筋、動体視力等)をしたら当時の男女を含む全選手の平均値を上回ったんです。驚いたスタッフの方から勧められたのが始まりです」と振り返る。
小学3年からソフトテニスを打ち込んでいた。高校卒業時には学業推薦で大学進学も決まっていた。父から今まで受験経験がないことから「自分のためになるし一度、受験をしてみたら」と言われ頭の片隅にあったボートレースに挑戦すると一発でクリアだった。
134期生としてボートレーサー養成所に入所。「養成所時代はあっという間に過ぎ、もうデビューって感じでした」と1年間の養成期間を経てプロのボートレーサーとなった。
今後の目標はやはりデビュー初勝利。「まずは水神祭です。親近感をもってもらえるレーサーになりたい。それとお客さまから〝この子よく握るよなぁ〟と言われる選手を目指します」。まだスロー水域には入らず4コース、5コース、6コースのダッシュ枠で腕を磨いている。外枠からの積極果敢な攻めで舟券に貢献する3着以上、さらには1着を目指す。
〈田中瀬里奈 今後の出走予定〉
◇開催中(8日まで)戸田「第56回埼玉選手権・スポーツニッポン杯争奪戦」
◇1月18~22日 とこなめ「創刊70周年記念サンケイスポーツ杯」
☆たなか・せりな 2005年3月24日生まれ。埼玉支部の134期生。北海道出身。2024年5月に戸田でデビュー。同期には石井伸長、長谷川暖、網代良芽、斉藤廉、佐藤世那、西岡蒼志、谷口丞樋江井舞、増本杏珠、高木茉白ら。












