今年のお笑い界で、年明けから問題となったのはオンラインカジノだ。吉本興業ではダイタクの吉本大、ダンビラムーチョの大原優一、9番街レトロのなかむら★しゅん、ネイチャーバーガーの笹本はやて、プリズンクイズチャンネルの竜大、最強の庄田の6人が罰金10万円の略式命令を受ける結果となった。
また令和ロマンの高比良くるまは、最近はやっていなかったが過去にオンラインカジノをしていたことを認め、2月に活動を自粛。さらに4月には吉本興業を退所した。令和ロマンは2023、24年のMー1グランプリで史上初の連覇を達成したが、オンカジ問題はその直後に発覚しただけに痛手だったのは間違いない。
ただくるまは、今月21日に行われたM―1の決勝戦に、前年の王者として相方の松井ケムリとともに出演した。最近ではテレビ、ラジオなどへの出演も元に戻りつつある。
一方、他の芸人も一時は活動自粛を余儀なくされたが、いずれも復帰を果たしている。テレビ局関係者は「もちろん悪いことではあるが、以前はオンラインカジノの広告が普通に流れていたし、同情できる面もある。意外と短い自粛期間で復帰できているのはそのためでしょう」と指摘した。
そうした中で、この問題の影響を最も受けたと見られるのがダイタクだという。双子の吉本大、吉本拓で組むダイタクは、昨年のM―1グランプリで初めて決勝に進出。これからバンバン売り出そうとしていた矢先に大がオンラインカジノをやっていたことが発覚し、活動自粛となった。
「双子でネタも面白いコンビというと、他にはあまりいませんからね。特に決勝進出した直後は〝M―1特需〟とも言うべき期間なのに、ちょうどその時に活動休止ですから。影響は大きかったでしょうね」
しかも双子だけに、ダイタクを使う場合は2人一緒じゃないと意味がないという側面もある。「他のコンビなら自粛している期間でも、、オンラインカジノとは関係ない相方だけがイベントなどに呼ばれるケースはある。でもダイタクの場合、拓が1人だけ呼ばれることはまずない。そもそも双子だから見た目だけでは大と区別がつかないから、どうしても呼びにくくなる。失礼ながら、どっちがカジノをやったのか分からないしね」(お笑い関係者)。
そのため大の自粛期間が明けるまで、拓もほとんど仕事はなかったという。
ただそんな大も無事に復帰し、ダイタクも今では劇場などには出演している。来年以降の活躍に期待したいところだ。













