ボートレース福岡のSG「第28回チャレンジカップ」は29日、準優勝戦が行われた。

 準優一発目の10R、豪快な一撃にスタンドが大いに沸いた。関浩哉(31=群馬)が3コースからコンマ03の強烈なスタートを放つと、1Mは迷いのない全速戦でインの末永和也をのみ込み、1着。優出一番乗りに成功した。「展示からうねりもあったし、1番(末永和也)が落としてくれないかなと…。うまくハマってくれて良かったです」と会心のレースを笑顔で振り返った。

 今節、ここまでともにしたパートナーの45号機については「前検にペラを叩いて感じが良かったので、そこからペラはほぼ一緒。行き足が良くて乗りやすい。スタートのしやすさもある。押し感に舟の向きもいいし、今の感じで行ければ」と好評価。大一番に向けて臨戦態勢は整った。

 今年はGⅠ、GⅡで優出を重ねながらも、なかなか優勝に届かないもどかしい日々。ただ「現実味がなかったけど、大きなきっかけとなった」と前節の徳山GⅠ72周年で今年初のタイトル獲得。大舞台への出場をグッと引き寄せ、今大会のベスト6入りでグランプリ出場を確定させた。

 これでSGは4回目のファイナル入り。2023年のグランプリシリーズでは1号艇を手にするも悔しい4着。「同期(佐藤隆太郎)が2回優勝しているし、自分もチャンスをモノにしたい」と同期の活躍も発奮材料に悲願達成へ静かに闘志を燃やしている。

「準優もいい緊張感で行けたし、優勝戦も同じような感じで行きたい」とビッグタイトルの称号を手にして年末の〝1億円バトル〟へと乗り込む。

「同じ3コースだし、同じような展開になってくれれば…」と準優同様の強烈なツケマイも含めて、強烈な一撃で抜け出す。