フリーライターの渡辺ありさがさまざまな界隈をウオッチする当連載。今回は「令和ギャル界隈」をお届けします。1990年代から2000年代にかけて一大ブームを巻き起こしたギャルカルチャー。昨今はナチュラルメークや清楚系ファッションが主流となり、昔ながらのド派手なギャルは少なくなりましたが、時代に合わせて進化した“令和ギャル”が新たなトレンドを生み出しているようです。令和ギャルを代表する、モデルのあおぽんさんに話を聞きました。
――ギャルに目覚めたきっかけは
あおぽん もともとお姉ちゃんがギャルで、中学生の頃からメークをしてもらったり、ギャル雑誌を回し読みしたりしていました。それで、ギャルモデルが出るイベントを見に行った時に「やっぱりギャルってめっちゃかわいい」と感じて、自分もギャルモデルになりたいと思うようになりました。
――最近は清楚系がはやりだが
あおぽん でも、自分がかわいいと思うのは全部ギャル系のメークやファッションなんですよね。テレビで清楚な女優さんを見ても、キレイだとは思うけど、なりたいとは思わないかな。
――清楚系に対抗心はある?
あおぽん ないです。最近はお姉ちゃんがギャルを卒業して、めっちゃ清楚になったけど、それもすごくかわいいと思っています。でも“清楚ギャル”を名乗るあいまいなやつらがいるんですよ。派手髪なのにメークはナチュラルなの。しかも、あいつらが一番モテる! あれは許せん(笑い)。
――本物のギャルはモテない?
あおぽん 前に「シャッフルアイランド」という恋愛リアリティーショーに出たことがあるんですけど、まったくモテなくてびっくりしました。撮影中はなんでこんなにモテないのかよく分からなかったけど、オンエアを見たら「うちだけ黒過ぎない?」と思って(笑い)。当時は日サロに週4回くらい通って、めっちゃ肌を焼いてたから、今よりもさらに黒かったんですよ。
――令和ギャルの定義は
あおぽん 定義とかはないけど、自分に合ったものを取り入れている子が多いです。例えば、うちは韓国が好きなので、韓国ファッションやメークを意識していたりします。昔は「ギャルメーク=汚い」みたいな印象があったかもしれないけど、今はユーチューブで研究できるから、みんなすごくメークが奇麗だし上手ですね。あと、令和のギャルは道端に座ったり、街中で騒いだりしない。見た目だけでも普通の人より目立っちゃうから、悪いことはしません。
――令和ギャルは真面目
あおぽん 結構みんな常識人かも。ギャルは縦社会で、実はかなり体育会系なんです。外で変なことをしたり、礼儀がなっていなかったりするとすぐに先輩から怒られます。でも、うちは敬語が苦手なので、先輩や目上の人に返すLINEの文章はChatGPTに作ってもらってます。
――ChatGPTを使うのは意外
あおぽん 令和のギャルはみんなChatGPT使ってますよ。うちのChatGPTはだんだんギャル化してきて「だよね~」「ウケる」とか言ってくるようになりました。
――他に令和ギャルの意外な一面は
あおぽん うちはアニメがめっちゃ好きです。「Re:ゼロから始める異世界生活」とか「魔法少女まどか☆マギカ」とか見てて、コスプレもします。前は音ゲーもやってたけど、スカルプネイルを付けてからできなくなっちゃいました。
――その爪は生活しづらくない?
あおぽん 割とすぐに慣れますよ。こういうネイルが嫌だという男性もいるけど、うちは自分がかわいいと思うものを優先したいと思ってます。
――どういう男性と恋愛をしたい?
あおぽん ギャルの中で不動の人気ナンバーワンは長瀬(智也)さんだけど、うちは松潤(松本潤)さんが好きです。でも、結局はタイプよりも“好きになった人”が好き。いくらカッコ良くても、一緒にいて楽しくなかったら付き合わない。最近は全然恋愛してないので、恋したいですね。
――また恋愛リアリティーショーに出てみては
あおぽん いや、恋リアはもういいです。どうせギャルはモテないから(笑い)。
☆あおぽん 1999年5月28日生まれ。「nuts」専属モデル。RIZINガール2022。「シャッフルアイランドseason3」「水曜日のダウンタウン」出演。インスタグラムは【aopon0528】。













