元TOKIOのメンバー・国分太一(51)が過去のコンプライアンス違反をめぐり、バラエティー番組「ザ!鉄腕!DASH!!」から降板させた日本テレビの対応に問題があるとして23日、日本弁護士連合会(日弁連)に人権救済を申し立てた。この日、東京・霞が関の司法記者クラブで会見した代理人・菰田(こもだ)優弁護士は、表舞台から消えた4か月の国分の近況を明かした。

 代理人をお願いされたのは、国分個人の依頼だという。ただ「どういう経緯で知り合ったかは、あんまり我々は言わないようにしているので、ご理解いただければ」とのこと。7月に国分と初めて会った時の印象を、こう振り返った。

「非常に憔悴してて、ちょっともう精神的にかなり痛んでる感じがしました。そのころ風評被害もいっぱいありましたし、家族のことも言われたり書かれたりとか…。かわいそうだなぁっていう。憔悴してる感じは受けました」

 この4か月、国分がどう過ごしているかは「あまり具体的に聞いてない」という。「ただ、ちょっと自宅にも住めない状況なので、別のところに住居を確保して、ご家族で一緒にいるというふうに聞いてます」

 そんな激変した生活で自分がやること、やれることをいろいろ探す中、国分が見つけたのが「コンプライアンス研修」だという。人権救済申し立てを決めた国分と今月会った時のことを明かした。

「最初に会った時よりは少し前向き、〝自分の味方ができた〟っていうふうにはとらえていただいたかな。落ち着いてきて、そういうこと(研修に通うこと)も考えられるようになったのかな。コンプライアンス研修も、私が勧めたわけじゃなくて、自発的にそういうふうに考えて探したみたい。(通い出した)後から『こんなこともやってます』って…」

 日テレから降板通告を受けた時の国分の心境を、菰田氏は「急に解雇されちゃった社員と同じような気分じゃないかな」と想像。代理人という立場で「反省も具体的にそういう方法(コンプラ研修)で自分カバーして、二度と同じ過ちを繰り返さないっていう決意は、より強く持ってると思います」と代弁。「私は、降板は重いんじゃないかなと思ってます。国分さんは〝まぁ仕方ない、自分の不徳の致すところ〟っていうふうにとらえてる」と説明した。

 また今回のコンプラ違反騒動で、国分には番組・CMなどの契約違約金が発生する。菰田氏は「これは私が交渉してない」とした上で「相当な金額にはなるだろうと思ってます」。具体的金額には触れなかったが「下手したら自宅を売らなきゃいけないとか、そういうことにもなるかもしれないかなとは思ってます」と語っていた。