元衆院議員・杉村太蔵氏が15日、「大下容子ワイド!スクランブル」(テレビ朝日系)に生出演し、ゲスト出演した国民民主党の玉木雄一郎代表に切り込んだ。

 今月4日、自民党総裁選を制し、高市早苗新総裁が誕生した。衆参ともに過半数割れの中、10日には公明党の斉藤鉄夫代表が26年続いた自民党との連立政権から離脱する方針を表明した。一方では立憲民主党、日本維新の会、国民民主党の野党3党は15日に党首会談を行い、野党一本化となるか注目されている。

 衆議院で148議席を持つ立憲が野田佳彦代表ではなく、わずか27議席の国民・玉木代表を次期首相に推している。首相を務める覚悟を聞かれた玉木代表は「野党であっても常に現実的な政策を訴えてきた」と述べた。

 自民単独の高市政権発足の可能性を予見した杉村氏は「玉木総理ではないんじゃないかな」とバッサリ。苦笑いした玉木氏は「今日の午後から(野党3党会談を)やりますからね。いきなりつぶれたみたいな話をしないでいただきたい」と注意した。

 引き下がらない杉村氏は「大変失礼ですけど、わずか27議席の政党が総理をとっても運営が難しい。『立憲と国民はもともと一緒だったんだから、もう一回一緒になればいいじゃないか』と言う人がいるけど、分かれたにはそれなりの理由があるでしょ。どう考えたってまとまらない」と指摘した。

 おっしゃる通りと肯定した玉木氏は「27議席しかないんです。もしそれで(総理を)やったとしたら不安定になる。だから基本政策の合意は丁寧にやりましょうと、(今日の野党会談で)申し上げる」と説明した。

 杉村氏は「現実的な今の政治状況を見ると、玉木総理は誕生するわけないんじゃないか。(政権を担う話は)一晩で決める話じゃないですけど、少数与党だった石破政権って1年前ですよ。なんで1年間、野党はこういったこと(首相指名選挙)を想定して今まで協議してこなかったのか。いち国民として野党の体たらくに腹立たしさすら感じますよ。去年からこの状況ですよ。何やってたんだ!」と憤った。

 それを受けて玉木氏は「しっかり太蔵さんの批判も受け止めて、真摯に午後の協議に向き合いたい」と口元を引き締めていた。